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転生したら丸くてプヨプヨなあいつになってたorz  作者: ナマモノ
第一章 転生と出会い
2/22

強化の日々

かなり今回は短いです。前回の半分もありません

俺は魔物を狩るためのトラップを作ることにした。

まず手始めに、家の隣の壁に横穴を開ける。

穴を掘り、通路が出来たらその通路から縦穴を掘る。

そしてしばらく潜ったら、そこから洞窟があった方向に向けて掘り、洞窟の真下に部屋をつくった。

そして、部屋の天井をかなり薄くしてつよいところと弱いところを作り、床を削って鋭い棘だらけにした。

後は、上を重量のある魔物が通るのを待つだけ。

そうすれば、重量に耐えきれずに崩落して、串刺しになる。

……ようするに、落とし穴IN針地獄である。



一時間後。

ベキベキベキッ!!という音とギシャアアアアア!!という悲鳴が鳴り響いた。

マイホームでくつろいでいた俺は急いで落とし穴に直行した。

引っかかった魔物は、緑色の肌をした人に近い魔物……ゴブリンであった。

異世界ファンタジーにおいては定番といえるザコ敵だ。

脅威度もかなり低いし、かっこよくも無いので殺しても特に何も思わないだろう。モンスターだし。

ただし、それも一匹だからこそだが。

……何が言いたいのかって?

実は……




トラップに十二匹も引っかかったんだよね。




グゲグゲいって苦しみ痙攣するゴブリンの群れの串刺し。

ゴブリンの血や臓物で汚れてヌメヌメとした穴の底。

……早いところぜんぶ喰ってしまおう。

さすがにこれは酷い……。

ちょびっと同情する。

とりあえず、死にかけたゴブリンを喰うかあ。

……あれ?


何故か、喰うことが出来なかった。


……え?何で?何で食えないんだよっ!

そう思って何匹か試すと、何匹かは喰うことができた。

この事から、ある法則が発見された。


それは、すでに死んでいるものしか喰うことは出来ない、というものだ。


生きたままでは喰うことができない。

いまの内に判明してよかった。これでボス級の魔物を生きたまま喰おうとして殺された、何てなったら大変だった。

まあ、それはともかく。ステータスを確認してみよう。


☆☆☆


名前:無し

種族:弾性円形物質

称号:調停者

種族スキル:『暴食』(★)

スキル:『武器創造』(★★★)(ウェポンメーカー)


Lv:7

HP:38(38)

SP:38(38)

ATK:12

DEF:12

INT:12

RES:12

SPD:12

HIT:12


ボーナスポイント:13


☆☆☆


だ、だいぶレベル上がったなあ……。

やっぱり、モンスターを倒したからか。

でも、まだまだザコだ。余りにも弱い。

全能力値が基本12て……。

これは、ボーナスポイントをHPとSPに集中させて、強い武器を作ることを目標にしたほうがいいかもなあ。

あと、どうもゴブリンは一匹につき一ポイントらしい。

生物の方が効率が良いんだろうな。

これは、同じものを沢山作って喰いまくって強くなるしかないな。

……ゴブリンが絶滅しなきゃいいけど。



転生から一週間。

俺はゴブリンを乱獲した。

それはもう、乱獲につぐ乱獲をした。

おま、ちょ、やり過ぎwとか某掲示板で言われそうなくらい乱獲した。

結果───



(やっぱり絶滅したあああああああ!!)



───絶滅させてしまった。

なお、現在のステータスは……


☆☆☆


名前:無し

種族:弾性円形物質

称号:調停者

種族スキル:『暴食』(★)

スキル:『武器創造』(★★★)(ウェポンメーカー)


Lv:29

HP:168(168)

SP:168(168)

ATK:34

DEF:34

INT:34

RES:34

SPD:34

HIT:34


ボーナスポイント:421


☆☆☆


うん。どう考えても狩りすぎたよな。

400匹以上も殺せばそりゃ絶滅するわな、うん。

狩りというより、これじゃあ虐殺だ。

あと、新しい発見もした。それは……擬態能力。

暴食で吸収したものの姿になる事ができる能力だ。

今なれるのは……


鉱石(鉄?)

ゴブリン

ハイゴブリン


この四つだ。

ハイゴブリンはゴブリンの集団のリーダーだった。

死んだけどね。

おかげさまで、武器を持てるようになったし、岩に擬態して洞窟内で眠れるようにもなった。

擬態能力……便利だ。

これからもガンガン使って行こう。

ここで切りたかったので。

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