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転生したら丸くてプヨプヨなあいつになってたorz  作者: ナマモノ
第二章 銀の少女と修行の日々
18/22

闘神と呼ばれし男

すみません!闘神の位階をステータスに入れ忘れていました。本当にすみませんでした!

俺は暴走する筋肉爺さんとリオナを止めた後、爺さんの家に入って改めて自己紹介を行うことになった。




「まずは俺からだな。俺の名前はゼノン・グリモワール。種族は血色円形弾性物質の魔族だ。闘神の教えを受けるためにここへやってきた」


俺がそう言うと、リオナと爺さんが訝しげな顔をした。


「血色円形弾性物質じゃと?そんな種族、儂は聞いたことが無いのじゃが?」

「そうよ!そんな変な名前の種族、いるわけないじゃない嘘つき!」

「いやいやいや、嘘じゃねえよ!」

「へー?嘘じゃないんだ?じゃあ、ステータス見せてくれるよね!?」


……うん?


「ステータスって他人に見せられるのか?」

「はい?常識でしょ?何言ってるの?あんたバカ?」

「誰がバカだ筋肉フェチ!」

「呼んだかの?」

「お前じゃねえよっ!?そっちの筋肉狂いのロリッ子だ!」

「誰が洗濯板よ!?」

「そこまで言ってねえよ!というか話し進まないからちょっと落ち着け!!」


ああもう話しが進まねえええええ!!誰かこいつら止めてくれ!!


「あのな、俺は魔族でまともな教育なんか受けて無いんだよ。だから、常識も結構欠けてるんだよ!わかったか!?」

「ああ、そういうことなの……。あのね、ステータスを他人に見せたいときは他人に見せたいって願いながらステータスを唱えると見せられるよ。と言うわけで、キリキリ見せなさい!」

「へいへい、わかりましたよ……」


しっかし、あの女神はステータスを見れるのはギルドの鑑定員だけだって言ってたのになぁ……。次に会ったらどういうことか問い詰めてやろう。

まあそれはさておきステータスオープンっと。


☆☆☆


名前:ゼノン・グリモワール

種族:血色円形弾性物質

称号:調停者、殺戮者、裁きを下す者、ボールクラッシャー、亜竜殺し、ぶら下げるモノ

種族スキル:『暴喰』(★★)

スキル:『武器職人』(ウェポンスミス)(★★★★)

『超速機動』(オーバーフロー)(★★★★★)

『神の知識』(アカシックレコード)(★★★★★)


Lv:37

HP:45000(4780)

SP:13070(13070)

ATK:80

DEF:20

INT:40

RES:20

SPD:750

HIT:750


ボーナスポイント:0


☆☆☆


「「ちょっと待て」」


俺がステータスを見せると、爺さんとリオナが声を揃えてツッコんできた。……ちなみに、ボーナスポイントは空の旅をしているときに振り切った。


「うん?どうかしたのか?」

「どうもこうも無いわいっ!!なんじゃこれは!上半分はともかく、下半分は何を表しているのかすらわからんぞ!?」

「そうよ!しかも何よこの規格外なスキルの群れは!?なんでブラックスター……それもレベル4と5のスキルなんて持ってるの!!」

「うん?ああ、ステータスの下半分はアルファベットを使った略語だから読めないんだと思う。ああ、それとブラックスターって何?」

「ブラックスターっていうのは、そのスキルがユニークスキルであることの証明なの。そうじゃないとスキルの後ろには普通の星マークがつくはずだから。あと、レベルっていうのは星の数のことでこれが多いほどレアで強いスターってことになるの」

「まあ要するに、お主のスキルが有り得んほど強力なユニークスキルばかりということじゃ」


……マジで?


「一応、聞いておきたいんだけどさ……ブラックスターのレベル5ってどれくらいの強さなんだ?」

「神話に出るレベルって言えばわかる?」

「とりあえず有り得ないほど強力なスキルだっていうことは理解した……」


なんだよ神話級って。伝説超えてるじゃないか。オーバーフローはともかく、アカシックレコードもそんなに強いスキルだったのか……。というか一番良く使っている暴喰が一番弱いとは思って無かった。こりゃあ一回スキルの検証をそのうちしなきゃいけないかもなぁ。


「っと。いかんいかん。話しがずれてしまったのう。儂の名前はバルト・ストラグル。闘神と呼ばれておった。種族は闘仙。よろしく頼むぞい」


おー、やっぱりこのじいさん闘神だったか……。まあ、見ればわかるか。なんか強者のオーラ的なものが出てるし。


「んじゃ、最後は私ね。私の名前はリオナ。種族は半獣人。銀狐族とエルフのハーフね。よろしく、ゼノン」

「おう、よろしく」


へー、銀狐族っていう種族とエルフのハーフなのか。それにしてはケモノ耳も尻尾も無いんだがなぁ……。あ、耳はエルフの血のせいか、ちょっとだけとんがっているようだな。あと胸がうs……ハッ!?殺気が!これ以上は考えたらいけないようだ。


「さて、一通り自己紹介が終わったのう。それじゃ、本題に入るかのう」

「本題?」

「お主、儂に弟子入りしたいのじゃろう?しかしのう、儂も血色円形弾性物質とかいう種族の戦いかたは知らんのじゃ」

「おうふ、マジか……。じゃあ、無理なのか?」

「いや、お主の戦いかたを一回見れば教えることができると思うのじゃ。というわけで、儂と模擬戦をしてくれんかのう?」


……うわマジか。





そんなわけで俺とじいさんは模擬戦をするために家の地下にある修練場へと移動した。

修練場はコロシアムのようになっていて、この中にいる限りどのような怪我をしても死ぬことが無い結界が貼られているらしい。さすがファンタジー。

…というか、どう見ても地上部の家よりもデカいんですがこれは。


閑話休題(それはさておき)


俺とじいさんは修練場の中央で距離をとり、お互いに向き合った。


「準備はよいかの、ゼノン?」

「ああ、いつでもいいぜじいさん!」

「一応、ルールの再確認じゃ。ルールは最初の五分間儂は攻撃せずに避けるか防御するのみ。で、五分間経ったら攻撃してもよい。その上でどちらか一方が戦闘不能になれば終了じゃ。これでよいかの?」

「もちろんだ!」

「では、開始じゃ!」





まず俺は開始と共に走り出し、体内から刀を取り出して斬りかかった。


「はっ!」


しかし、じいさんはこれを余裕綽々で避けた。っていうか速いなじいさん。SPDいくつだよ。気になるしステータス見てみるか。鑑定!



☆☆☆



名前:バルト・ストラグル

種族:闘仙

称号:人類最強、人間兵器、闘神、破壊者、変態紳士、武の頂、ご隠居、銀狐の師匠、Vパンおじいちゃん、筋肉狂い、鬼殺し、魔物の天敵、竜殺し、殲滅者、神の知り合い、逃亡者、生き字引、ブーメランの伝道師

種族スキル:『仙化』(☆☆☆☆)

スキル:『武の才』(☆☆☆)

『拳闘術』『剣術』『槍術』『槌術』『棒術』『体術』『隠密』『気功術』『魔闘術』『神通力』『筋力超強化』『結界魔術』



位階:680

魔力:870

筋力:4600

頑強:2500

知能:780

精神:1500

速度:3000

命中:4200



☆☆☆



ナニコレコワイ。筋力4600とかなんなの?もう魔王倒せるんじゃないの?たぶんこれって、ATK=筋力だろ?50倍以上とかどうしろと?SPDにしたって4倍じゃないか……。


知能だけは低いみたいだし、どうにかして引っ掛けるしかないな。


っと。ボーっとしている場合じゃないな。攻めないと。

俺は体内から大量のダガーを取り出して一斉に放った。


「いくら手数が多くても、この軽さでは効かんのう」


しかしじいさんは最初に飛んできたダガーの刃を掴み、後から飛んできた15のダガー全てを切り払った。

しかし、そこまでは予想済み。

俺はちょっと細工し、さらに追加で50のダガーを放った。


「じゃから多いだけの攻撃など効かぬと……ぬおっ!?」


じいさんは余裕でダガーを切り払っていたが、俺がそのなかに混ぜた火のダガーから慌てて離れた。まあ、輻射熱だけで焼けそうなくらい熱いもんなぁ。そりゃ逃げるわ。


そして、じいさんが取り乱した隙に俺は風の刀の刃だけを五本腕から生やして振り抜いた。まあ、致命傷は無理でも多少の傷はつけられるだろう。


……そう思っていた時期が俺にもありました(泣)


迫り来る風の刃をじいさんは……


「ふんぬっ!」


殴って反らした。

……あれ、風って殴れるものなのか?普通無理じゃね?というかこれすら効かないとなるともうアレしかないんだけどなぁ。


「なんじゃ?もう終わりかのう?」

「いや……最後のとっておきをやるよ。これでダメならどうしようもないけどな!」

「ふむ。ならば回避などという無粋なことはせん。受け止めてやるわい!」

「はっ!その余裕ごとぶった切ってやるぜ!」


俺は前世で義父を破った抜刀術……『瞬刃』の構えをとった。この技の理屈は簡単。足首、脹脛、太腿、腰、背筋腹筋ect……。とにかく全身の筋肉を使い、限界以上の速さで刀を振るう技だ。ただし、これをつかうと前世では右肩から先の関節が全て外れてしまう諸刃の剣だった。おそらく、今の体だと腕が千切れ飛ぶだろう。


だが、やるしかない。


俺は超速機動(オーバーフロー)を起動した。


瞬間、世界が停滞する。


俺はじいさんとの距離を一息に詰め、『瞬刃』を放った。そして……




じいさんの右腕だけが宙を舞った。




……届かなかったか。

俺は弾け飛んだ腕を見送りながらそう思った。

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