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転生したら丸くてプヨプヨなあいつになってたorz  作者: ナマモノ
第一章 転生と出会い
11/22

西へ

諸事情により遅くなりました。今回で、ようやく旅立ちます。


2015/7/8 変更前:紅の大陸唯一

変更後:紅の大陸最大


変更しました

さて、ここで突然だがこの大陸···紅の大陸の地理についてはなそう。


紅の大陸は大雑把に書くと横長の楕円形だ。


まずは、魔王領。大陸のど真ん中に存在している。しかし、魔王領に行くのは容易ではない。なぜならば、魔王領の大半を囲むように大岩壁と呼ばれる山脈があるからだ。


大岩壁は飛行系の魔物がうじゃうじゃと住んでいる断崖絶壁。形は逆Cの字。これがあるため、魔王側も人間側も大規模な戦闘が行えていない。


そして、逆Cの字の切れ目の部分には巨大な湖···エルダー湖がある。ここには、水竜が住んでいるという伝説も残っているがそこまでたどり着いて帰ってきた人間がごく少数なので真相はわからない。


そして、エルダー湖を囲むように存在するのが魔の森。強力無比な魔物がわんさかといる。紅の大陸最大の森でもある。


魔の森の南には険しい山脈が続くドワーフ領域となっている。ここでは大量の良質な鉱石がとれ、鍛治が盛んだ。他の大陸にも輸出されている。


そして、ドワーフ領域の東、魔王領の南西にはドザ砂漠がある。ドザ砂漠は一面が砂の世界だ。途中には3つのオアシス周辺都市があるだけで、国には所属していない。ここも、魔物がわんさかといる。


ドザ砂漠を抜けると、そこはデザンド王国。今俺のいる国だ。首都はエレメスタ。魔王領の南東にあたる。

王政で、16人の大貴族の領地と王都エレメスタ周辺の直轄領の計17地区に別れる。

大貴族は以下の16家。


ウェルズ家


セシル家


ヴェンディッシュ家


シモア家


グラス家


べテク家


イッツロイ家


ゲシュタイト家


グリュブルク家


ルデン家


ホベルグ家


ライニア家


ロイス家


ベルゼ家


グリモワール家


ファイラニア家


これらの貴族がそれぞれの領地で経営を行っている。


デザンド王国の北東、魔王領の東にはロドス大砂漠がある。大きさはドザ砂漠の約2倍。オアシス周辺都市は8つ。岩と砂で形成されているが、所々に荒原がある。これもまた、国には所属していない。


ロドス大砂漠を南から北に抜け、西にいくとそこは魔王領の北、ローゼン王国。絶対王政で貴族は無し。各町に宮廷から任命された町の長が経営を行う。前任の長が死亡もしくは辞退すると新しい人員が派遣される。悪政を敷くと即刻首うちになるため、腐敗などは無い。



では、俺の目的地であるヤコマ山はどこか?答えは、ドワーフ領域とドザ砂漠の境界だ。

麓にはドザ砂漠最西端のオアシス周辺都市、ウルが存在している。

俺の現在地はデザンド王国グリモワール領。デザンド王国の西部だ。

ここから、ベルゼ領とゲシュタイト領を通ってドザ砂漠に出て、シュタイアとアシスを経由してウルへと向かうのだ。



「では、行ってきますね」

「うむ。どんな理由でいくのかは知らんが、死ぬなよ?ドザ砂漠は水の確保もままならぬ魔境だ。ゼノが死ぬとエレが泣くからな」


···ドザ砂漠。キツそうだな···。まあ、俺は何も飲まなくてもいいし、食う必要もないから死ぬとは思えないけど。

それよりも···。


「ゼノ···。また、帰って来ますわよね?」


今にも泣き出しそうなお嬢をどうするかな···。

ここで安易に帰ってくるというのは無責任だしな···ううむ。

仕方ない。


「···善処しますね。でもまあ、死にはしませんよ」


俺ははぐらかすことにした。だって確約できないし。魔王になってからどうなるかは不明だからなあ···。


「···分かりましたわ。貴族命令ですの。必ず帰ってきなさい。出なければ、探しに行っちゃいますわよ?」

「ゼノ。必ず帰ってこい。でなきゃ泣くまでボッコボコのするからな」


···全く、敵わないな。命令じゃあ、仕方ないな。うん。



「ええ、帰ってきますよ」



俺は帰還の約束をして、旅立った。



グリモワール領とベルゼ領の間にある草原の上空を動く影があった。

トンボに変身した俺である。


グリモワール領からヤコマ山までは馬車とラーマ(ラクダみたいな生き物)を使って最速2週間らしい。

だが、俺が変身したトンボは最速で時速約140キロぐらい。これならば休み休み飛んでも5日くらいで着くだろう。

そして、この姿になる最大の利点は···


魔物をスルーできることだ。


この世界には、飛行系の魔物は多くないらしい。

大岩壁周辺ではわんさか出るが、デザンド王国内とドザ砂漠にはほとんどいない。唯一いるのは、サンドラゴという巨大な亜竜のみ。強力だが、個体数はとても少ないためまず出会わないらしい。


とりあえず、今夜はベルゼ領のどこかの町で過ごすことになるだろう。

俺は日が沈まないうちに着こうと思い、スピードを上げていった。

おまけ。


「お父様」

「ん?なんだい、エレ?」

「私も、強くなっていつかゼノと旅に出ますわっ!」

「······なん、だと?」

「お父様より強くなって、ゼノと一緒に冒険しますの!」

「だ、ダメだ!そんなことは許されない!」

「ベルゼのバカと結婚するくらいなら冒険者として身を立てますわ!」

「······3年以内にお父さんを越えられたら、許そう」

「わーい!やったぁ!」

(···まあ、ベルゼのバカに嫁に出すよりは、ゼノの方がマシだろうしな···)

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