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幻影の天秤は傾かない〜無能な入り婿として妻に尽くしましたが、恩返しは終わったので真の姿に戻ります〜

作者:ひより那
最新エピソード掲載日:2026/03/26
《全12話+番外編》
エルディス王国の若き魔法騎士団長、ルクレツィア。没落寸前だった彼女の家門は、ここ数年で数々の武功を挙げ、栄華の極みに達していた。
 そんな天才と名高い彼女の隣には、常に一人の男が控えている。名をゼーレン。魔力を持たず、これといった才能もない平民の入り婿である。

「私の実力に、無能な夫は相応しくない」

ついに頂点へ上り詰めたルクレツィアは、かつて死の淵にあった彼を救った過去の「恩」はとうに返してもらったと言い放ち、ゼーレンに離縁と追放を突きつけた。
 妻からの冷遇、周囲からの嘲笑。すべてを失ったかのように見えるゼーレンだったが、彼は一切取り乱すことなく、ただ静かにそれを受け入れた。

「……そうか。これでようやく、恩は返しきったな」

彼が去った後、ルクレツィアはまだ気づいていなかった。彼女の輝かしい栄光の裏側に、常に「見えざる手」が働いていたことに。
 そして、追放された無能な夫が、かつて王国はおろか大陸全土を震え上がらせた『絶世の存在』であったことに――。

これは、一つの恩返しを終え、呪縛から解き放たれた男が、真の姿を取り戻して世界を蹂躙するまでの軌跡。
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