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追放聖女の復讐譚  作者: 焼ミートスパ
第7章 ニセ聖女編
64/69

64 ニセ聖女が襲来しました

「聖女を騙る不届き者がいるのはココか!」


いきなり家に押しかけて来られました





どうも聖女わたしです


現在、少年の家に居候して薬師として働いています





いえね少年の母が病気だったんですよ


その治療費が払えないというので家に居候させて貰いました


・・・ニセ聖女を断罪するための布石です




少年の母親には朝昼晩と薬湯をのませ、少年の世話をしました


そして空いた時間で薬師としてのお仕事です





ニセ聖女様は高額なお布施がないと治療しません


ですから格安な私、いえ適正な金額ですからね、の方に患者が流れてくるのは必然です





金持ちはニセ聖女


貧乏人は聖女わたし


住み分けというやつですね




向こうは金持ちしか相手しないから多分文句は出てこないだろうと思っていました


ところが金持ちよりも貧乏人の方が数が多いんですよね


貧乏人としてはそこそこの値段で親切に診察してくれる聖女わたしの方が聖女でしょう


いつしか聖女わたしの方が聖女と呼ばれるようになっていました





・・・言っておきますが聖女わたしは自分から聖女なんて言ってませんからね





それに腹を立てたニセ聖女様が聖女わたしの所に苦情を言いに来たという訳です


それが冒頭のシーンですね




「は?私は薬師ですよ」


とぼけました


だってそっちの方が楽しそうですからね


・・・本当にいい性格をしていますね(笑)

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