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追放聖女の復讐譚  作者: 焼ミートスパ
第6章 砂漠の民編
59/69

59 女性特有の病気でした

鷹の部族の族長の奥様への治療はなんとか間に合いました


もうギリギリでしたよ


生きているのが不思議なくらいです





奥様の病気はお腹の子袋に大きなコブが出来たせいで出血するというものでした


生理が終わってもなかなか血が止まらない


お腹を押さえるとなにやら固いモノがある


そうお医者さんに訴えていたそうです





でもお医者様は男の人なので後宮には入れませんでした


結婚した奥方様は旦那様以外の男性と会うことができませんからね






治療したくてもできない


ただ薬を渡すだけ


お医者様も困っていたそうです





そんな訳で聖女わたしの出番です


治癒魔法が使える病気でよかったです




王国に居た時、お城のお医者様と一緒になって治し方を考えたんですよ


聖女わたしが治癒魔法を使う


お医者様が薬を使う


二人で一つというやつです




治癒魔法は傷口をくっ付けるだけです


でも血の道を塞ぐこともできます


子袋に出来たコブの周りの血の道を絶つことでコブ自体を腐らせます


そしてそれをお医者様のお薬で身体の外に出します


こうすることで子袋に出来たコブを治療することができました





ちなみにコブをそのままにしておくと際限なく大きくなってお腹がパンパンになります


その途中でコブが破れて血が出続けても手遅れです


手遅れになったらもうどうしようもありません





・・・本当にギリギリだったんですよ


男性陣は反省してくださいね?(怒)

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