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追放聖女の復讐譚  作者: 焼ミートスパ
第6章 砂漠の民編
55/69

55 後宮に入りました

「さあこちらへどうぞ」


後宮ハーレムに案内されて唖然として立っていたら優しくされました


はて、女同士の醜い争いはどうしたのでしょう・・・





どうも聖女わたしです


只今絶賛戸惑い中です





だって後宮だというのに和気藹々なんですよ


おかしくないですかね


女同志の寵愛の競い合いだとか嫌味の応酬だとかが日常茶飯事のはずですよね


なのに皆さん優しいのです




はっ、この勧められたお茶に下剤でも入っているのでしょうか?


思わずお茶を見つめてしまいました




「まあ可愛らしいこと(ホホホ)」


そう言われました






まあ私はピチピチの16歳ですからね


20歳を過ぎていると思われる大人の女性からみたら子供でしょう




気を取り直して、というか覚悟を決めてお茶を飲みました




私は薬師です


大抵の薬というか毒には耐性があります


もうバッチ来い!ですよ(涙目)




適量なら薬といい、過剰なら毒ですからね


致死毒でないことだけを祈りましょう





お茶を飲むと


「こちらもどうぞ」


とお菓子を勧められました




乾燥果物ドライフルーツですね


砂漠だとさぞ作りやすいことでしょう





・・・こっちに毒は入ってないですよね?




幸いなことにお茶にもお菓子にも毒は入っていませんでした

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