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追放聖女の復讐譚  作者: 焼ミートスパ
第6章 砂漠の民編
52/69

52 砂漠の旅はやっぱり死亡フラグでした

砂漠の旅は最初は順調でした


まあ暑いのには閉口しましたけどね




でも夜になると結構冷えるんですよ


ですからなんとかなりました


・・・夜まで暑かったら早々に引き返していたか、逃げ出していましたね




とまあそこそこ快適だったので安心していました


たぶん大丈夫じゃないか、と




そう思ったのが悪かったのか、聖女わたしは神様から嫌われているのか、突然砂嵐に見舞われました


目の前に人がいるのか、いないのか全く分かりませんでした




護衛が


「こちらへ!」


とか叫んでいるのが聞こえましたが見えないのでどうにもなりません


あっという間にはぐれましたね





砂嵐が収まってみると聖女わたしの周りには5人とラクダが2頭しか残っていませんでした


これはヤバいとなったので聖女わたしと2名の護衛を残して他の人は助けを求めに出ていきました






救助が来るまでラクダにある水と食料で凌いでね、という訳です


・・・砂漠に不慣れな聖女わたしを引き回した方がリスクが高いですからね




ところが待っても待っても救助が来ませんでした


さすがに水も食料も残り少なくなって頃になって2名の護衛が助けを求めに行くことになりました




水と食料を聖女わたしのものにするためです


護衛二人は飲まず食わずで助けを求めに行くという自殺行為同然でした


だって聖女わたしが生き残るのが必須ですから






そう言われると聖女わたしは何も言えませんでした


砂漠の事は何も知りませんからね


少しでも生き残る可能性がある方にかけるのだとか


運が良ければ誰かに会って助けて貰えるかも、ですからね





という訳で聖女わたしは砂漠で一人っきりになりました





・・・どうやら神様は聖女わたしの事が嫌いらしいです

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