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追放聖女の復讐譚  作者: 焼ミートスパ
第5章 共和国編
47/69

47 裏切らないか勧誘をされました

高貴なお方の治療を終えて建物を出ました





治療は薬を塗って包帯を巻いたらおしまいです


後は数時間ごとにお薬を塗るだけです


その待ち時間は今まで通り平民の怪我人の治療です




「あああっ」


思わず伸びをしました


身体が固くなっていましたね



なにせ兵士に囲まれて治療したのです


緊張の一つもするってものです




そうしていたらどこからともなく声がしてきました


「若は大丈夫でしたか」




辺りを見回すと地面に座っている兵士がいました


顔は下を向いています


どうやら会話しているところを見られたくないようです




敵側の密偵でしょうか?


それとも同じ陣営の反対勢力?





どちらにしても先ほどの怪我人はいいとこのボンボンのようです




「怪我人の状態を知らない人間に話す訳にはいきません」


逃げました


厄介事の匂いがプンプンしますからね


君子危うきに近寄らず、です





「若は無理矢理旗頭にされているのです」


密偵らしき人は情に訴えてきました





本当であれ、嘘であれ、一介の薬師には真実は判りません


ですから安易に乗れません






可哀想に思って話に乗った途端


「スパイと通じていたな!」


と逆に犯罪者扱いされそうですからね





・・・あら、結構やばい状況ですか?(汗)

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