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追放聖女の復讐譚  作者: 焼ミートスパ
第5章 共和国編
42/69

42 薬師として戦場で働いています

「13番こっちも頼む」


そう言われて聖女わたし


「はい」


と答えました


そしてけがをした兵士の手当てをしました





え?


何が何だかわからない?ですか




そうですね


最初っからお話しましょう




帝国でやり過ぎた聖女わたしは辺境伯様の領地に隠れていました




帝室から


「聖女がいるだろう」


との問い合わせがあるたびに


「聖女なんて知らない」


と辺境伯様はバックレていました




ですが帝室は諦めませんでした


手を変え品を変えてきました




まあ狐と狸の化かし合いというやつですね



流石に最後は帝室の密偵が入り込むようになり聖女わたしが居ることがバレそうになりました




という訳で帝国を出た訳です


辺境伯様に迷惑をかける訳にはいきませんからね




旅の薬師として各地を回っていました


そうしたら共和国の内紛に巻き込まれました


どこを見ても戦闘中で身の危険を感じました





そこで一方の陣営に薬師として雇われたという訳です


身の安全が保障された上にお金まで稼げるのです


やらない手はありませんでした




最初は薬師として薬だけを作っていればよかったのですが戦況が悪くなると兵士の傷の手当ても任されるようになりました


・・・結構やばいですよね




まあだからと言って戦場から抜け出せる訳ではないです


ヤバくても逃げられない


そんな感じですね




最後の手段として『人を殺す魔法』が使えます


首筋の血管を塞いで失神させる技ですね


最悪は殺して殺して殺しまくって逃げ出せばいいんです


それまでは薬師としてのんびりしていましょう


そう言う事です




という訳で『13番』の番号コードネームで薬師として働いています

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