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追放聖女の復讐譚  作者: 焼ミートスパ
第4章 帝国編
38/69

38 辺境伯様とお話合いをしました

「すべて聖女わたしのせいにして頂いてもかまいませんよ」


聖女わたしがそう言うと辺境伯様が


「そんな不義理はできん!」


と拒否されました




いえね辺境伯様は御令嬢の治療をするために不届きな貴族を切り捨てたんですよ


まあ自業自得ですが将来に禍根を残すのは間違いがありません




すべては聖女わたしの計画通りです


ですから聖女わたしが責任を取るべきだと思いました


そして辺境伯様に今後においてすべては聖女わたしのせいにするようにと進言しました


そうしたら拒否されました ←いまココ




所詮貴族というのは過去に偉業を成し遂げただけの普通の人間です


先祖が偉いだけで本人には何の価値もありません


居なくなっても何の問題もない存在


そんなのが消えた責任なんて枯葉よりも軽いことでしょう


それくらいの責任なんて楽勝で負えます


ですから申し出たんですが拒否されました




・・・このまま帝国を出ようと思っているので聖女わたしに責任をおっ被せた方がいいと思うんですけどね




そう言うと辺境伯様はおっしゃいました


「この恩は生涯忘れない、次の代でもだ。もしも困ったことがあれば訪ねると良い。辺境伯家はたとえ皇室と争うことになったとしても聖女殿を守ることをここに誓おう」





・・・いきなりヘビーな話になってきました


結構軽い気持ちで仕組んだんですよ


こんなに重い話になるとは思ってもみなかったです(汗)

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