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追放聖女の復讐譚  作者: 焼ミートスパ
第3章 旅の薬師編
25/69

25 連れて行かれた先は領主の館でした

兵士にぶら下げられて連れて行かれた先は馬車でした


庶民には縁のない馬車です


お貴族様御用達と言って良いほど貴重な馬車です


もうお分かりですね


行先は権力者の元でした


・・・兵士が居る時点で判ってはいたんですけどね




<ガラガラガラ>


馬車が軽快に走ります


馬車の中には聖女わたしと隊長さん


おかげ?で空気が重いこと重いこと


思わず逃げ出したくなるほどでした(涙)





・・・隊長さんが睨んでいるんで逃げ出せないんですけどね




なんとびっくりなことに馬車が着いた先は領主の館でした


オドロキダナー(嘘)




馬車の扉が開いて促されるまま館の中に入りました


そして応接室に招かれました



周りを兵士に囲まれて移動させられるのが招かれるというのなら、ですけどねー




応接室には椅子に座って偉そうにしている領主様がいました


名乗ってはいないんですが偉そうにしている雰囲気で判りました




「よく来てくれた」


領主様はそう言いますが拉致ですからね?


こちらの都合も聞かずに無理矢理連れて来られたんですよ?


・・・小心者の私は言えませんでした



何も言えずに立ち止まっていると


「まずは座ってくれ」


領主様は勝手に話を進めてきました




さすが権力者


やっていることがえげつないですね


・・・まあ権力者なんてみんなこんなものなんですけどね(呆)




立っているのもなんなんで勧められるまま椅子に座りました


・・・小市民な自分が悲しいですね




「実は頼みたいことがある」


そう言って話を切り出してきました

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