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追放聖女の復讐譚  作者: 焼ミートスパ
第2章 逃亡編
19/69

19 王弟からの使者に捕まりました

「聖女様、お待ちください」


後ろから馬に乗った人が来たと思ったら声を掛けられました





すっかりバレてました


聖女わたしの顔を知っているということは多分お貴族様の関係者ですね


引き止めにきたということでしょうか




「いいえ人違いです」


一応テンプレの反応をしてみました




「私は王弟殿下の側近ざつようがかりをしている者です」


聖女わたしの返事はあっさりスルーされました(涙)





「王弟殿下が聖女様とお話をしたいとのことです」


おまけに一方的に話を進めてきます




どうやら王様は政ができない状況らしいですね


ですから普段は冷遇されていて国外追放したため夜会にも呼ばれなかった~それゆえに断罪から逃れられた~王弟の出番が来たということでしょう




しかし聖女わたしが素直に「うん」という前提で話を進めていませんかね?


絶対にそんなことはないというのに(怒)




いままで散々搾取された上に酷使までされたんです


もう王族にこき使われるのは懲り懲りです




ですから言ってやりました


「お断りします」




・・・その時の使者の顔は見ものでしたね


付いてくるのが確定だと思っていましたから



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