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世界の王に選ばれた俺  作者: popo
8/13

王との食事と魔法の説明

「やっぱり王室で食べるんだ」

扉の前でクスッと笑いながら扉を開けた。横で同じ様にクスッとしながらカケラが。

「そうですね、私も最初は驚きましたね」

そういいながら扉の中に足を進めた。

机には前菜と思われるスープが置いてあった。もちろん机の奥には王が座っている。まぁ仮にも王室なのだから、当たり前と言えば当たり前なんだが……。

「おはよう、目覚めはどうかな?」

王がちょっと心配そうな顔で聞いてきた。

「とくに問題ないです。心配をお掛けしてすいません」

最初とは違い、自然と言葉が出るくらいには緊張は解れていた。

「まぁ話もまた長くなろう、食べながらゆっくり話そうじゃないか」

少し安心したのか笑顔になった。

そしてスープにてをつけようとしたが……スプーンがない。

「おっとすまい、すぐに用意しよう、ついでに魔法の基本的な発動の仕方を説明しよう。まぁもう部屋で試していたようだが、一応ね」

なぜ魔法を使ったことがばれてるんだ?と思いながら説明を聞いた。

「簡単な魔法は少し魔力を放出すれば発動できる。例えば少し火を自分の回りに出すとかね?」

使った魔法までバレてるんかっと少し感心してしまった。そして俺はひとつ気になったことがあるからきいてみた。

「魔力を放出すればなんでもはつどうできるんですか?」

王はニコッとしながら答えてくれた。

「もちろん、代償やそれなりの条件を必要とする魔法も多くある」

「デスヨネー」

なんとなく察してはいたが……覚えるの苦手なんだよなぁっと思いながら続きを聞いた。

「まぁいまは基本だけ知っていればいい」

そういいながら王は目を閉じた。そして数秒たったその瞬間……そこにはなかったところにスプーンがでていた。

「まぁこんな感じで物を瞬間移動させることもできる、ちょっと力加減をミスると机が面白いことになりけどね」

笑いながら言っている王に対して驚きを隠せなかったが、王は気にせず「さぁ覚めないうちに頂こう。」と言って食事は始まった。

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