再生の剣の能力
や、やばい……意識が……
「おっと、いかんいかん!」
王は慌てて剣の刃を砕いた。その瞬間意識が少しだけはっきりしてきた
刃が砕けると同時に柄を手から離した
「な、なんですか……この……剣は……」
俺は疲労で体が重いが王様に聞いた
「『再生の剣』魔力で剣を作り出す世界に3本しかない剣だ。柄が魔力を吸い柄から剣の刃を精製する。魔力の量に比例して刃の強度も変わり、何より柄が壊れなければ魔力が続く限り無限に刃を精製し続ける」
王様が説明してくれているのがわかるが疲労で聞き取れにくかった。そうするとカケラが簡単に説明してくれた
「簡単に言うと世界に3本しかなく、柄が壊れない限り半永久的に剣を作り上げるって感じだよ」
王様より近くにいたのもあってカケラの声はちゃんと聞こえた
「俺に……その剣を……渡して……ど、どうする……」
「そうだな、その前に君を回復することからしようか」
そういうと王様が左手を前に出し、その周りを小さい緑色の光が舞い始めた
『心と体を癒す精霊よ、今力を貸し、影人の体を癒したまえ……『ヒール』
そう唱えると俺の周りに緑色の光が体を包み始め、体がだんだん軽くなっていき、さっきまでの疲労感が嘘のように消えた
「え?え、え、ええ?体が軽くなった?え?なんで?」
俺は今までない経験でかなり興奮している
「はっはっは、さて、話の続きをしようか」
そう言いながら王様は自分の椅子に腰をおろした




