Name means
どうもっす、雪解けっす。
ようやく投稿に回せるだけの元気が残り始めてきました。
といってもテスト週間で部活動がないだけなんすけどね。
もう部活動があったら、ヒイイイィタヒぬゥウ‼(゜Д゜≡゜Д゜)
ってなります。
マジだりいです。
愚痴ばっかで始まりましたが第4話始まりでゴンザレス。
俺は、夢を見ている。
こういうのを何て言ったんだったか
そうだ、明晰夢って言うんだったか。
夢の中にも、俺はいて、その俺は何が楽しいのかは到底わからないが、いつも笑っていた。
この光景には、見覚えがあった。
その記憶が正しいのならば、この後・・・
そんな事を考えていると、どこからともなくクスクスと笑うような声が聞こえてきた。
『どうやら、あなたはあの日のことをまだ覚えていたのね。』
その言葉に、俺は返す言葉をひとつしか知らない。
゛当たり前だろ゛
あの日あったことは決して忘れてはならない。
これは戒めなのだ、そう思って今までの人生を歩んできた。
それを自覚した日からの俺の八年にわたる人生は、ただの贖罪でしかなかった。
それだけのことを、俺はしてしまったのだと。
いまだに幼いあの日の俺でも理解できた。
『・・・私は、そんなつもりであなたに彼女を託した訳じゃ―』
そんな事は、誰に言われるでもなく承知している。
だからこそ―
゛姉さんはなにも気にしなくていいんだよ。゛
そう言って、俺は誰に向けるでもなく、微かな笑みを浮かべた。
まるで己を嘲笑するかのように。
いや、事実俺は自分のことを嘲笑っているんだろう。
『・・・あなたには、真っ当な人生に、輝くような青春を、私には出来なかったことの全てを楽しんで欲しかったんだけどね。』
一瞬、なにかを考えるかのような間を見せた声が聞こえてきた。
゛それはムリな相談ってもんだよ、姉さん。
だって―
―『如月』の名は、ただの呪いでしかないんだから