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どっちを殺す?

作者:jh
四谷悟志は、社会学を教える准教授。興味があるのは女だけ、男なんて研究する価値がないと思っている。
昨夜、学生の露木恵那からのLINEで事務的な質問が来た。それに気づいた妻から、どういう関係かと問い詰められ、数時間を無駄に過ごした。露木恵那との間にやましいことは何もない。しかも彼女はキャンパスでさえない男と一緒にいる。誰のせいでこんなことになったんだと考えているうちに、自分は妻と結婚したこと時点で道を誤っていたと納得する。
貧乏な研究者時代に、食わせてもらおうと妻と結婚したが、研究に理解のない妻と一緒ではここから先へは進めない。妻とは別れたいが、納得はしないだろう。だったら別居をしようか…、そんなことを考えると、突然研究室に女が現れる。
彼女は、岩崎菜々子と名乗った。
岩崎菜々子は四谷の初恋の相手で、今思えば研究者への道を開いてくれた恩人でもある。それなのに、小学校五年生の時、彼は後悔してもしきれない過ちを犯し、その後彼女は転校してしまう。四谷は幸せな思い出も苦い思い出も、彼女に関わる記憶はすべて封印していた。
菜々子は四谷に「次は二人きりになれる場所で会いたい」と言う。
翌週ホテルで密会し、菜々子は今は一人だと言う。
四谷は菜々子に思いを打ち明け、菜々子も「私も悟志君だけ」と答える。
「でも不倫だけは嫌」と菜々子に言われた四谷は妻と別れる決意をするが…
忘れていた記憶
2021/09/05 23:47
決意
2021/09/18 22:13
取扱説明書
2021/09/28 00:23
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