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愛しても私じゃたりない?

作者: 秋葉竹


 

のぞまない

悲しいともし火ともす胸

ざんすう数えてお好きに生きます


風の音

ラルラリラルラ谷に鳴る

あさげの煙が東へ流れる



海のいろ

空のあおにも向かい合い

どっちが綺麗かさみしいいいあい



切り裂いた

雪の舞い散る白い街

かつて好きだと信じたこの胸



きっとまた

今日もしずかに僕が死ぬ

貴女の言葉に心を刺されて



すこしだけ

生きる誓いをしてみたら

なんだかわたしはおたくが大好き



海も無い

この街に住みあふれ出る

恋を人魚にたとえるヘタクソ



遠ざかる

抱きしめたいのに

遠ざかる

波間に漂う人魚を抱きたい



舞踏会

君の孤独を目にはした

でも愛してもわたしじゃ足りない?



かなしい影

遠ざかる影

夕暮れに

殺したいのに

殺せない影



海のそこ

かなしい瞳をなぜゆえに

水は乾くと嘘をつくのか



月光に

照らされながら

眠ります

だれよりかなしい水だけ飲み干し



あのときの匂いと触れてるその指で

あたしをせつない

明日にする気か







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