登場人物:【経験】とその使徒達
二章に出てきた人物を全て紹介するとかなり長くなってしまうので今回は四名のみです。
【本編に影響するネタバレはありません】
後々に閑話として掘り下げる部分の告知もどきはあります。
・フィオドール 『天位七階位』
髪:金色 瞳:碧眼 身長/体重:178/68
本作主人公で、天界唯一の男性型天使。天使として誕生した時は周囲への関心など無く、命令された事を忠実に遂行する従順さを見せていたが、今となっては見る影もない。
能力は【経験】。自身の体験した能力・事象に耐性を獲得し、経験を積む毎に耐性はより強い物へと変化する。本来なら耐性を獲得するだけの能力であるのに関わらず、フィオドールは【経験】を昇華させ、体験した能力を自身の物として扱う事が可能。
長い時を生きた天使で、その強さは天界でも最上位クラス。もはや並みの魔族では相手にもならない為、天魔大戦では単独行動を許される事が多い。目立つ金色の翼は天使達の羨望を集め、魔族達に絶望を振り撒く。
自らに敵う者無しと見たフィオドールは『天界総ハーレム計画』を提唱し、単独で推し進めようとするがその計画内容はあまりに杜撰……現在は使徒達の手も借りて共同で計画を進めている。
『好きなものですか?この世に存在する全ての女性です。美醜の差など関係ありません』
・カリン 『【経験】の第一使徒』
髪:深紅 瞳:紅色 身長/体重:164/52
スリーサイズ:B83 W58 H82
フィオドールの頭脳にして右腕。種族は吸血鬼。
使徒にしては異様な強さを持ち、魔王級の魔族を単独で撃破している。文武両道を体現し天界でも顔が広く、他の七階位から相談や頼み事を持ちかけられることもある。
フィオドールに献身的に尽くし、彼の計画にも協力的。しかし、天界中の天使をハーレムに加える事が目的では無く『天界をフィオドールの支配下に置く』ことを主眼に動いている。
高慢な性格で、他を見下す事で快感を得る加虐趣味の持ち主。フィオドールを天界の支配者にする事で、間接的に七階位を自らの下に置くことを目論んでいる。
主に使用する能力は【血扇】。吸血鬼特有の血液操作を能力へと昇華させたもので、特にフィオドールの血液を使用した【血扇】は驚異的な性能を誇る。また、使徒になった際に【経験】を獲得しており、フィオドールと『お日様デート』をする為に日光を克服している。
『わたくしの好きなもの?フィオドールよ。フィオ以外要らないもの』
・ニール 『【経験】の第二使徒』
髪:銀色 瞳:琥珀色 身長/体重:168/55
スリーサイズ:B90 W60 H90
獅子の獣人。かつては人間界で暴れていたが、フィオドールに介入され使徒となった。
フィオドールを主人様と呼び敬意を持って接しているが、ハーレム計画にはあまり関心がない。本命は天界の強者と戦うことで、その機会を虎視……獅視眈々と狙っている。
自他共に認める戦闘狂。以前は他者を嬲ることを愉しんでいたが、使徒となってからは一変……フィオドールやカリンから嬲られ続け、被虐性欲に目覚めてしまう。この事に涙した狼の獣人がいるとかいないとか……
所持する能力は【腐敗】。任意のものを腐らせる能力で、非常に珍しい腐属性。これともう一つの防御系能力で人間界を蹂躙していた。カリンと同様に使徒となった際【経験】を獲得しているが、持ち前の能力がある為あまり恩恵を感じていない。
自らの肉体に自信を持っており、服装も肌を惜しげもなく晒す過激な物を好む。あわよくばフィオドールが劣情を催さないか期待している節もあり、順番を気にするカリンから注意される事もしばしば。
『好きなもの?闘争じゃ!しかし……主人様との情事も捨てがたいのう』
・ウル 『【経験】の第三使徒』
髪:濃紺 瞳:琥珀色 身長/体重:166/58
スリーサイズ:B86(92) W60 H88
狼の獣人。【経験】の諜報担当でニールの元臣下。
フィオドールすら察知不可能な隠形術を駆使し、天界で情報収集や裏工作を行なっている。基本的にカリンの指示で動いているが、独断で動く事が禁じられているわけではない。
ハーレム計画には賛同的ではないが、あまりの杜撰さに見るに見かねて協力している……しかし本当はフィオドールの役に立ちたい一心からの行動で、ご主人様から褒められるのを心待ちにしている。
直接的な戦闘を好まず、戦闘は最後の手段。可能な限り事前に有利な状況を作り出し、更には奇襲で一手に仕留める戦法が持ち味。それでも研鑽を怠ることは無く、特に自慢の隠形術はフィオドールに耐性を獲得されない様、日夜改良を重ねている。
大好きなご主人様の傍に居られる為、フィオドールの影の中を心地よい空間だと思っていたが、影の中にある部屋が意図しない物だと発覚。今まで触れずにいた家具の調査に乗り出すことになった。
獣人の女性は胸の大きさを誇るが、ウルは異論を唱えている……というか元主人よりも胸が大きかった為に唱えざるを得なかった。サラシを巻いて多少控えめに見せているが、ニールの前で胸の話はしたがらない。
『オレの好きなもの?……い、言えな――いや肉だ!しばらく食べていないしな!』




