表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
死について  作者: 無用先生
2/9

単純な死

幼児にとっては力こそ正義。

強いか、弱いか

偉いか、偉くないか

高価か、廉いか

硬いか、軟らかいか

そのような単純な価値観が確立している。

たとえば硬いダイヤモンドや火を吹く戦車が高価で貴重なのは理解する。

茶器や絵画がなぜ高価なのかは解らない。

平和とか福祉とかは全然解らない。

その程度の単純な頭脳の幼児にも図鑑は読める。科学図鑑は幽霊が出てくる漫画や人が死ぬと星になる絵本よりも「偉い」。

すなわち人は死ぬと終わり、それが科学的で正解。

幽霊とかは幼稚で誤りで。

幼児はなまじ思想や教養がないから。

人は死ぬ、死ぬと脳がなくなるからなにも考えなくなる

という科学図鑑程度の真理が深刻だった。

というものを、考えている自分がいなくなる。

考えても解らない、むしろ何をどう考えるべきなのかも解らないことだった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ