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心叫歌

絶壁

作者: 雪 渓

 

「思春期は精神の起伏が激しいんだ」


 笑いながら聞きながしていた六限目


 真剣な先生の目が浮かんだ


 駅で開いた携帯の文字に


 心がざわついて仕方がなかった


 悲しさと悔しさと苦しみと痛み味わって

 手は震え涙が揺れ、心は罪悪感と嫌悪感に支配されて


 ただ、立ち尽くしてしまっていた


 時は無情にも過ぎていく


 取り返せない「自分」は遠く彼方へいってしまって


 どうしようもなくて頭を抱えた。



 いくら迷って、そこにいるだけじゃ始まらないのだから


 じっと機会を待つのならいっそのこと言ってしまえばいいんだ



 勘違いかもしれないだろう?


 本当だとしてもスッキリするだろう?



 嫌われようが

 避けられようが

 見捨てられようが

 千切られようが


 疎まれようが

 無視されようが

 恨まれようが

 呆れられようが



 それが真実で、悪いのは自分


 受け入れるべきなのは、自分なんだから


 叫べ、心の声を






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― 新着の感想 ―
[良い点] 「詩」のスタンスというか、空気間が良かったです。 [一言] あくまで私の意見ですが、高校生くらいまでは、この詩のように、勢いよくやっても、あまり支障はないと思いますが、大人になると、力があ…
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