表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

心叫歌

絶壁

作者: 雪 渓

 

「思春期は精神の起伏が激しいんだ」


 笑いながら聞きながしていた六限目


 真剣な先生の目が浮かんだ


 駅で開いた携帯の文字に


 心がざわついて仕方がなかった


 悲しさと悔しさと苦しみと痛み味わって

 手は震え涙が揺れ、心は罪悪感と嫌悪感に支配されて


 ただ、立ち尽くしてしまっていた


 時は無情にも過ぎていく


 取り返せない「自分」は遠く彼方へいってしまって


 どうしようもなくて頭を抱えた。



 いくら迷って、そこにいるだけじゃ始まらないのだから


 じっと機会を待つのならいっそのこと言ってしまえばいいんだ



 勘違いかもしれないだろう?


 本当だとしてもスッキリするだろう?



 嫌われようが

 避けられようが

 見捨てられようが

 千切られようが


 疎まれようが

 無視されようが

 恨まれようが

 呆れられようが



 それが真実で、悪いのは自分


 受け入れるべきなのは、自分なんだから


 叫べ、心の声を






評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 「詩」のスタンスというか、空気間が良かったです。 [一言] あくまで私の意見ですが、高校生くらいまでは、この詩のように、勢いよくやっても、あまり支障はないと思いますが、大人になると、力があ…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ