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11  リュードファン軍対ガイア軍

 呆れた話ながら、ガイア帝国がリュードファン帝国を攻める理由は、女性問題に起因する。


 ガイア帝国の皇太子カリウスと連合の盟主たるバモス王国の第三王女レイラは、婚約関係にあったが、バモス連合王国が滅んだ際、両者の婚約関係は破綻した。


 ファドルドヤーがバモスの至宝と評されるレイラ王女を自分の婚約者としたがゆえ。


 婚約者を奪われたカリウスは怒り心頭、何人かの家臣の諫言にも耳を貸さず、バモス連合王国からの亡命者も含んでいるとはいえ、一万もの大軍を南下させ、今度はミルシースを始めとする北岸部の人間が怒り心頭となった。


 いかに悪魔が強くとも、一万もの軍勢を差し向けていれば、少なくとも多くの民が助かっただろう。しかし、カリウスは北に一兵も送らないどころか、リュードファン帝国との戦いにさらに五千の兵馬を注ぎ込んだ。


 しかし、一万五千もの軍勢を以てしても、ガイア帝国は南も酷い戦況にあった。


 黒き置き石作戦。


 現在、南下したガイア軍は北に押し戻された上、南の国境地帯の半ばを失っただけではない。ガイア軍とバモス連合王国からの亡命者たちの部隊は、リュードファン帝国の策により、その軍勢千八百だけではなく、降伏したガイア軍や武装した自国民とも戦わねばならない、崖っぷちに等しい戦況にある。


 ファドルドヤーは有毒な闇を発生させる石を五つ作製し、それでガイア帝国の最南部に走る五本の街道を封鎖した。間道しか使えなくなったガイア軍は、後発の五千が前線へと進めなくなっただけではなく、一万の軍勢はろくに補給を受けられなくなった。


 一万人の食糧ともなれば膨大な量である。たちまちリュードファン軍より飢えと戦うこととなった。


 ガイア軍はガイアの民から日々の食糧を奪って飢えをしのぎ、何人もの民を餓死させた。そうした無力な民を見かね、リュードファン軍はこっそり武器を差し入れして、ガイア人が殺し合う状況を作った。


 敵兵のみならず、飢えや自国民とも戦わねばならない苦境に、追い詰められたガイア軍に対して、リュードファン軍は密かに使者を送り、半数を裏切らせた。


 投降者と戦死者と餓死者で三千にまで減ったガイア軍だが、撤退したくとも街道から退けば闇の中で全滅する。無論、細い間道で後退しようとするところに追撃を受ければ大打撃は必至だ。


 退くに退けず、痩せた兵のみという末期的なガイア軍は、間道の一本を背にして布陣している。最悪、敵や元味方や国民の攻勢を支え切れなくなった時、すぐに不完全でも撤退に移るためだが、このせいでミルシースらは足を止めるハメとなった。


 隠し持っていた金品で、食べ物や旅道具を一式、さらに馬三頭を適当な町で買ったミルシースは、セリエール、ジン、ズンと共に南へとひた走った。


 暗黒皇帝の元へ向かう一同は、順調に悪魔に背を向けて進んでいたが、当然、謁見の相手が生み出した闇によって街道を避けて間道へと行き、その先に布陣するガイア軍のせいで、十六本の足を停止させた。


 飢えた軍隊に近づくなど、これほど危険なことはない。そして、いかにファドルドヤーの作品が二体もいるとはいえ、三千以上の軍勢に突っ込むのは無謀すぎた。


「ケッ、負け犬がとっとと尻尾を巻いて逃げてればいいものによ。戻って別の間道を行ってもいいが、もう昼か。襲撃の混乱に乗じて突破できるかも知れんし、しばらく待つか」


「ふむ、そうか。よくわからんが、話はメシを食べながらでいいか?」

 馬と共に足を止めたズンが今後の方針を定めると、よくわからないまま同意したミルシースがさっそく馬から降り、セリエールとジンも無言で彼女に倣う。


 行く手のガイア軍に先に気づき、間道を少し戻って見つからない位置まで来た娘二人と触手一体と犬一匹と馬三頭は、朝から悪路を駆けて疲れた体を休め、昼食の取りはじめる。


 ジンとズンは平然としたものだが、呼吸の荒いミルシースとセリエールは、息を整えるだけでいくらか時間を必要とする。


「それで、ズンよ、これからはどういう段取りでいくのだ?」


 大量の水と少量の白濁汁を飲んだ後、干しブドウを口にしながらミルシースが問うと、干し肉を噛み裂きながらズンが応じた。


「ケッ、言葉の通りだよ。いつもこのくらいの時刻に、ナインリュール様の攻撃が始まるだけよ」


「ナインリュールと言うと、ファドルドヤーの弟で帝国宰相をしている人物か。たしか、兄に匹敵する術者と聞くが」


「得意分野は違うがな。何かと忙しい方だから、本気で術を行使されておらんので、ガイアのバカ共はまだ持ちこたえているがな。それでも大騒ぎにはなるだろうな、ケッ」


 ガイアのバカ共の下りで、セリエールは不機嫌そうに顔をしかめはしたが、何も言わず食事と休息に専念する。


「しかし、戦の中を突っ切るとなると、馬はここで放すしかないな。うむ、他人の金で買ったものと諦めるか」


 まだ懐の重い女聖騎士は、回収作業の際にポケットに入れた金で買った食べ物を口にしながら、移動力の低下を受け容れる。


 馬は臆病な生き物なので、調教して軍馬として仕立てねば戦場で役に立たない。急いでいたため、普通の馬で間に合わせたのが、ここで裏目に出た形だ。


 ちなみにジンも馬に乗って移動したのは、そっちの方が早いからである。ズンのように馬と並走できる足がなく、不眠不休で歩き続けるよりもそっちのが早いから、ミルシースの懐をより軽くせねばならず、それゆえに魔人に対する取り引き材料として成立したのだ。


 一同はそのまま黙々と食事を続け、これまでの強行軍の疲れを癒しつつ、ガイア軍の陣地を突破する機会を待っていたが、


「ゲッ、一度に九匹もだと! マズイ、これはマズイぞ! 帝都の連中、どういう補佐をしてやがるんだ!」


 不意にズンが怒声を吠え放つが、ミルシースとセリエールはその変化に気づくのに遅れた。


「たしかにドラゴンが九匹いますね。ナインリュール様の分身なのでしょうが、もし、あのままガイア軍を攻めるなら、多くの死者を出し、向こうにとってはマズイことになるでしょう。何とか出来ないかな」


 ジンがズレた心配ができるのも、ズン同様、その九匹のドラゴンを肉眼で捕らえられるからだ。決して視力が悪くない二人の乙女が見えないものが見える点こそ、人と魔人の性能の差であろう。


 もっとも、魔人二体が話している間に、娘ふたりも空に九つの影が見え、それに対してガイア軍の陣地から無数の矢が放たれる光景が視認できた。


 ミルシースとセリエールの目では大まかな点しか見て取れなかったが、魔人の瞳は、十メートルほどの黒いドラゴンが矢の雨を浴び、二匹が集中砲火によって撃ち落とされたものの、七匹が陣中への降下に成功し、人と竜の白兵戦の様子がちゃんとわかるだけに、


「止めに行かないと!」


「ケッ、分身とはいえ、ナインリュール様に歯向かうつもりか、テメエ」


 倒れていく人間の姿に、見かねて走り出そうとしたジンだったが、ズンの言葉にその場で膝をついてうなだれる。


 創造主の弟に逆らう。そう言われて反抗できる魔人は一体もいなかった。


 ジンほどハッキリと見えなくても、黒いドラゴンらに騎士や兵士が薙ぎ倒されているのは明白であり、


「ミル、あのドラゴンに同胞たちは苦戦しているようだ。ガイア軍に加勢するべきではないのか?」


「何を言っている。私たちがこれから何をしに行くのか、忘れたのか? リュードファンの機嫌を損ねるマネをしてどうする」


 あっさりと同国人を見捨て、セリエールを絶句させた上、ミルシースはトドメの一言を放つ。


「すでに祖国は我らを見捨てているのだ。助けたところで私たちの状況が好転することはない。だから、私はまだ可能性のある敵国に向かっているのでないか。目的を履き違えるな。そして、あの地獄を放置した祖国の所業を忘れるな」


 救いの手どころか、指一本も動かさない祖国に、セリエールとて思うところがないわけではない。複雑な表情で押し黙ってしまう。


 やっと、リュードファン帝国の実力を見分するのに専念できるようになったミルシースだが、その表情は複雑なものとなっていく。


 遠目でもわかるドラコンの巨体が五つまで減っていたからだ。


 ガイア軍には何十人という被害が出ているだろうが、人間が相手でこうもカンタンに倒されるようでは、悪魔への対抗手段としては心許ないというもの。


 これがナインリュールの限界であるなら、まだジンやズンの方がずっと強い。その点をミルシースは傍らの黒犬に確かめる。


「ズンよ、ナインリュールが分身を作る限度は九匹なのか?」


「ああん? っんな、ショボイわけねえだろ。ナインリュールは髪の毛一本から自分の分身を作れるのよ。ちぃっとばっかし痛いのを我慢してもらえば、百でも二百でもイケルんだよ、ケッ」


「では、百どころか、九本のみなのはどういうわけ何だ?」


「ケッ、そんなもん、今朝の抜け毛がそれだけだった話よ。いや、そんなにもって言うべきかも知れんが、クソ」

「抜け毛? つまりは……」


「ケッ、そのまんまの意味だよ。帝国宰相の激務を思えば、ほぼ毎日、一、二本の抜け毛は仕方ないってもんだが、まさか一夜に九本ともなるとシャレになってねえ。ナインリュール様が健康でいてくれればいいんだが」


「いや、だが、抜け毛というのはどうにも……」


 圧倒的な力による残酷な喜劇で散っていく命に、さすがのミルシースも同

情せせずにいられなかったが、ズンの忠犬ぶりに揺るぎはなかった。


「ケッ、何を言っているやがる。ナインリュール様は、まだ十二歳なんだぞ。そんな子供にこれほどの労苦を味あわせているとは、オレは臣下として恥ずかしいし、その原因となっている連中は憎悪せずにおられん」


 抜け毛のために散っていく命に対して、ズンは一片の情けも見せない。


 ガイア帝国や旧バモス連合王国の将兵は、抜け毛の吐く炎に焼かれ、抜け毛の振るうシッポに打ち倒され、抜け毛の牙に噛み砕かれ、抜け毛の爪に引き裂かれ、その死者は百に届かんばかりの被害を出していた。


 無論、人間とて無力ではない。それどころか、連日、抜け毛に悩まされ続けた騎士や兵士は、ドラゴン相手の戦いにすっかり慣れており、犠牲を出しつつも着実にダメージを積み重ね、一本、また一本と倒していく。


 とりあえずは、人が危機を脱しつつある光景に、セリエールとジンが安堵したのも束の間、竜との戦いに勝利した直後、今度は人との戦いが始まる。


 多少の誤差はあるが、この時間帯にドラゴンの来襲があるのは、敵味方も承知している。ガイア軍はドラゴン迎撃の準備を整えているし、リュードファン軍はその戦いが終わると、敵の守りにほころびができるのを知っている。


 これが一、二本の話なら、早々に防備を固め直せるが、今朝のナインリュールの抜け毛は多すぎた。


 これまでにないほど、おろそかになった守りを易々と突発し、ドラゴンを倒すのに死力を尽くしたガイア軍と亡命者に、リュードファン軍と降伏した兵と地元民が襲いかかる。


 ナインリュールは現場に分盗り勝手の許可を与えている。殺した敵兵の持ち物は自分の物にして良いという、国家公認の強奪の許可証は、弱り切った獲物を前にした兵の戦意と物欲を否応なしに高めた。


 降伏したガイア兵も含めると、倍以上のリュードファン軍は、残った気力を振り絞った抵抗を打ち砕き、死体を生み出し、身ぐるみをはいでいく。


「今は人が争っている場合じゃないんだぞ」


 ドラゴン相手の時とは比べものにならない流血の量に、セリエールはやりきれない表情を浮かべる。


 ジンも凄惨な光景に蒼白になりつつも、どちらの『人』に味方していいかわからず、その場でおろおろするばかり。


「そろそろ、ここから離れた方がいいな」


 その二人に異なり、ミルシースが変わらぬ冷静さで、そう状況を判断する。


 当初は、戦いの混乱を突いて強行突発を計るつもりだったが、ほどなくガイア軍は崩れ去るであろうから、無理に斬り込む必要はない。ガイア軍が逃げ散っていなくなってからなら、悠々とリュードファン帝国へと行けるようになる。


 逃げ場が細い間道だけゆえ、背水の陣の心理的効能もあるのだろう。ガイア軍はかなり粘り強く戦っているが、やはり最近、マトモに食べていないせいで、戦いが長引くにつれ、動きが鈍くなっている。


 抵抗が限界点に至るのは時間の問題だろう。その時、間道に敗走するガイア軍が雪崩込めば、ミルシースたちは確実にそれに巻き込まれる。


 ミルシースらがいる間道は山林の中を蛇行して伸びており、段差などもあって、馬ならまだしも、荷車で進める道ではない。おそらく、そうした整備に手間がかかる点と、近くに便利な街道があったので放置されてきたのだろう。


 地形的に林をわけ進んで、道から百メートルも離れれば、敗走するガイア軍をやり過ごせる。ただ、犬はともかく、馬は林の中に連れて行けそうにないが、戦況が一変したので、ミルシースは馬三頭の損失を受けずにすんだ。


 ガイア軍の新たな軍勢、後発の五千が参戦したのだ。


 後で知る話だが、ガイア帝国は高位の魔術師に悪魔を召喚させ、数体の悪魔に闇の発生源である石を砕かせ、街道の通行止めを取り除き、援軍がギリギリで間に合う形となった。


 新たに五千が加わり、数の差が逆転したガイア軍は、リュードファン軍を押し返し、劣勢から優勢に転じる。


 もし、ファドルドヤーの作品がいなければ、リュードファン軍は撤退も出来なかっただろう。


 それまでリュードファン軍の後方に潜んでいた三体の異形、二メートル強はあろう、ゴリラ、カマキリ、カラスが勢いに乗るガイア軍の前に進み出る。


 ゴリラが胸を激しく叩きながら雄叫びを上げると、明らかに先頭の兵馬たちが怯み、そこにカマキリが両の鎌を振るい、生み出した衝撃波で十人以上の兵を真っ二つにする。


 それと同時に飛び上がったカラスが、頭上から黒い羽根を放ち、騎士らを狙い撃ちにしていく。


 ワオオオン!


 咆哮を上げ、駆け出したズンも参戦し、騎士の一人に飛びかかり、その喉笛を噛み破る。


 そして、ゴリラが重力を操り、何人もひしゃげて殺す。


 当然、いかにファドルドヤーの作品とはいえ、四体で八千人を倒せるものではない。機先を制しているから一方的に暴れていられるが、ガイア軍が態勢を整えて反撃に転じれば、圧倒的な数の差に討たれるだろう。


 四体の目的は友軍が撤退するまでの時間稼ぎであり、数十人を殺されたガイア軍が槍先を揃えて攻勢に転じ、ファドルドヤーの作品がキズモノになり出すと、四体は互いに連携してうまく引き上げ始める。


「うん、そう言えば、ジンよ。汝は行かなかったが、良いのか?」


「はい、良くはないですが、手加減できる状況じゃありませんし、それに足の遅いボクがあの中に混ざると足手まといにしかなりません」


「ふむ。たしかにあのメンツでは、汝では逃げ遅れるだろうな」


 遠目で様子を眺めているミルシースは、四体の鮮やかな引き際を見ながら得心する。


 別段、ジンの足は遅くない。ただ、人間よりは素早くとも、ファドルドヤーの作品の中では速い方ではなく、何より飛行能力がないのが致命的であろう。


 まずカマキリが羽根を広げて飛び去り、次にズンがガイア兵をかき回してから駆け去る。同時にカラスもそのまま大空へと姿を消し、最後に残ったゴリラは重力を操って矢や投げ槍を弾きつつ、宙に浮いて山林の中へと退いて追撃を振り切る。


「おい、というか、あの犬がいなくなっては、リュードファン帝国にどうやって行くんだ?」


 異形たちがいなくなってから、セリエールはその点に気づくが、


「その内に戻って来るだろう。ガイア軍もここから去るであろうからな」


「ガイア軍が去る? ああ、なるほど。街道の方が使えるようになったのか」


 この辺りは女騎士もバカではないからすぐに理解した。


 街道が使えなかったからこそ、わざわざ間道を確保していたのだ。実際、リュードファン軍の追撃を断念したガイア軍は、陣地を引き払って移動を始める。


 南への道が開けたが、ミルシースはズンが戻って来ると考え、その場で夕刻まで待つことで、ガイア軍との戦いで傷ついた黒犬がカマキリを伴って現れ、その読みが正しかったことが証明される。


 ズンの傍らに佇む異形はやおらどこにあるかわかり難い口から、


「メタモル・フォーム!」


 人と遜色のない声音を発するや、その姿がカマキリとしての特徴を残しつつ、人と近いフォルムへと変貌する。


 そして、姿を変えた異形は、人のそれに近い腰を折り、カマキリのままの頭部を深々と下げ、


「お初にお目にかかる、お嬢さん方。小生は偉大なるファドルドヤー陛下に作られし、メタモル・フォーマーの一体、正確に申せば、戦え! 超魔法生命体メタモル・フォーマーの、カマキリたんといいます。以後、お見知りおきを」


 このカマキリたんの丁寧な自己紹介に対して、ミルシースは精神を集中させながら、二個の聖石を手にして前へと進み出た。


 ズンとカマキリたんを癒すために。



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