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後悔のない恋

作者: レモン
掲載日:2026/07/30

 さゆりは、今、高校三年生。同じクラスの俊介と付き合っている。

 お互い、卒業の年なので、就職活動に、頑張っていた。

 2人共、地元企業に、就職することを望んでいた。最初に決まったのは、さゆりの方だった。俊介は、何度か、就職試験を、落ちていた。県外就職も、考えたが、さゆりと同じく、地元に残ることにしたのだ。

 まもなく、俊介の方も、就職が、決まり、2人は、卒業まで、ゆっくり過ごせる様になっていた。

 2人で、卒業旅行を、することに、計画を立てていた。思い出を、たくさん作りたかった。就職すれば、2人共、仕事に、慣れるまで、大変になると思うから。

 行き先は、北海道にした。さゆりも俊介も、楽しみにしていた。春休みを、待って、旅行に出かけた。函館の夜景を見たり、札幌に行ったり、小樽に行ったり、とても楽しかった。

 帰ってきてからも、2人は、デートを重ねていた。とても、楽しい春休みだった。

 そして、2人は、ともに、会社に配属になり、仕事を始めた。仕事になれようと、必死に、頑張っていた。なかなか、会う時間も、取れなくなっていって、さゆりは、寂しさを、感じていた。

 そんな時、さゆりは、体調の異変に、気づいた。月に1度の、生理が、こなかったのだ。さゆりは、焦った。急いで、薬局に行き、妊娠検査をするキットを、買ってきた。1人で、検査をするのは、怖かったが、まだ、俊介には、話せないと、思っていた。そして、いよいよ、やってみることにした。その結果、なんと、さゆりは、妊娠していたのだ。大変なことになってしまったと思っていた。俊介にも、どう、話していいのか、わからなかった。でも、俊介に、話さないわけには、いかなかった。

 さゆりは、俊介と、話し会うことにした。俊介と会った。さゆりは、説明しながら、「赤ちゃんが、できちゃったみたい。」と、話した。

俊介は、とても、驚いていた。しばらく、沈黙していたが、「それなら、結婚しよう。」と、言った。さゆりは、嬉しかった。俊介の反応が、気になっていたので。さゆりも、「子供を産みたい。」と、俊介に言った。俊介は、うなずいた。

 次は、両親に、話さなければいけないと思っていた。お互い、ありのままを、話した。

 どちらの両親も、まだ、若いし、就職したばかりだから、結婚は、早まらなくていいとのことだった。赤ちゃんも、断念しなさい、と言われたのだ。2人は、何度も、お願いをしたが、無理だった。

 2人とも、後悔だけは、したくなかった。結婚して、子供を産みたかったのだ。

 2人は、両親の承諾のないままに、婚姻届を出して、結婚した。安いアパートも、借りて、最低限の荷物で、暮らし始めた。

 さゆりは、ギリギリまで、職場で、勤めることにした。迷惑が、かかるが、それ以降は、仕事を、辞めることにしていた。

 2人で、生活し始めて、親のありがたみもわかり、大変だったが、なんとか、頑張ってやっていた。

 さゆりのお腹は、だんだん大きくなってきていた。俊介は、前以上に、仕事を、頑張ってこなしていた。

 さゆりと俊介の両親も、二人のことを、心配しながらも、見守っていた。

 臨月を迎え、さゆりは、初めての出産に、不安を覚えていたが、俊介のサポートで、なんとか、頑張れていた。

 そして、とうとう、かわいい女の子の赤ちゃんが生まれたのだ。とても、かわいかった。俊介は、2人とも、無事で、良かったと、思っていた。

 そこに、2人の両親が、かけつけてくれたのだ。よく、頑張った、と、ねぎらってくれた。

そして、赤ちゃんを見ながら、両親は、俺たちが、間違っていたのかもな、と、ポツリと言った。

 さゆりも、俊介も、後悔しない結論を、選んで良かったと思っていた。

 これからの人生も、2人で、話し合って、苦しい時も、楽しい時も、歩み続けたいと、顔を見合わせていた。


 


 


 




 

 

  

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