(仮)働きはじめて給料入ったら女配信者につっこむかも
注意。まいるさんはこんなキャラではないです。私の想像と妄想が膨らみこうなってしまいました。
ちなみにロケットは一発一万円です。バハムートは五万円から十万円します。
カタカタカタカタ。
文字を打ち込む無一郎。エンターキーを押しコメントを送信した。
「まいるちゃん。いつも配信ありがとう。僕のロケットまいるちゃんにいっぱい打ち込むね♥️」
コメントが右から左へ流れる。
「え!?ロケットくれるの!?ありがとう!」
「まいるちゃん。ちゃんとロケット受け取ってね」
「うん!いいよ!無一郎さんのロケットまいるにいっぱい打ち込んでください!」
ロケットの演出が画面に出る。合計16発。
「すげー」「ロケットおおいな」「よかったね!」
他の見ていたリスナーも盛り上がってコメントする。
「えぇ!?こんなにいいの!?大丈夫?無理とかしてない?」
「全然平気だよw」
嘘である。無一郎は初任給の全てを使った。
「無一郎さん本当にありがとう。まいる富豪の無一郎さんにお願いがあるんだけど」
上目遣いをするまいる。メガネ越しの上目遣いというのが無一郎の心にぐっとくる。無一郎は出来ればお願いを聞いてやりたいと思った。
「まいるちゃん、お願いってなにー?」
「あのね。あのね。まいる、ドラゴンみたいな。ビームはくやつ」
「それってバハムートの事?」
「そう!バハムート!だめ、かな?」
入った給料全て投げてしまった。だがまいるのお願いは叶えたいと思う無一郎。葛藤する。
「そうだ。皆もバハムートみたくない?」
「みたいー」「みせてー」「無一郎!男みせろ!」
やいのやいのコメントが流れる。
無責任なリスナー共。金使うのは俺なんだぞと心の中で憤る無一郎。もうリスナーが煽るし生来お願いを断れない無一郎はバハムートを買ってしまう。
画面にバハムートが大きく表示されビームを吐いた。
「無一郎さん本当にありがとう!大好きだよ!」
また給料が入ったら課金しようと思う無一郎であった。