第3話「チーム結成」
そして今自己紹介をしているところだ。
「俺の名前は、シルバ・グランツだシルバって呼んでくれ。武器は剣でまあ一応魔法も使える」
初めに自己紹介をした彼は、なかなか整った顔立ちに髪は銀髪で目は蒼い吸い込まれるような綺麗な色をしていた。
「まあ、これからよろしくな」
なかなかくだけた話しやすそうな奴でよかったと心の中で思ってほっとした。
「私の名前はアイカ・ミルフォーネよアイカって呼んで。武器は槍かな私も一応魔法は使えるわよ」
次に自己紹介した彼女は、燃えるような真っ赤な髪に黒い目をした活発な少女だった。「これからよろしく」
そして彼女の紹介も終わりこれで残りは俺とあと1人の少女だけになった。先に言うべきか迷っていると先に少女のほうが口を開いた。
「私の名前は、ラフィ・オルビアと言いますラフィと呼んでください。武器は杖です主に魔法を使います」
彼女は金髪の髪に緑色の瞳をしたなかなかかわいい少女だった。彼女はなかなか人見知りらしく恥ずかしそうに自己紹介をした。
そして、みんなの自己紹介が終わった。今日は入学初日なので授業は1時間だけで終わりである。なので、もう今日は授業がない。
すると突然思いつたかのように先ほどの活発そうな少女アイカが
「せっかくだからチーム名を早くつけちゃお」
と提案してきた。チームはどこもチーム名をつけるらしい。特に何でもよかった俺は「別になんでもいいよ」と答えるとアイカは
「あんたね、これから私達が名乗るチーム名なのよしっかり考えなさいよ」と呆れたように返してきた。
そして、話し合いの結果チーム名はラグナロク意味は神々の運命と言う意味である。とりあえずチーム名が決まり。まだ昼を食べていないことを思い出し食堂へ向かった。食堂はとても広く軽く200人は入れるのではないかと思うくらいである。
みんなそれぞれ好きなものを選び食べた。食堂でみんなで話した後、寮へ向かうことになった。みんな寮生活らしく部屋の場所や荷物を部屋においたりしないといけないためである。その行く途中で突然シルバが俺に質問してきた。
「クロウはなんでこのエクセル学園に来たんだ?」
とくに隠す必要もない俺は今までのいきさつをシルバに話すと
「へえ~なかなか大変だったんだなお前も、突然親父に首都の学校にいってこいなんて」
「まあね」
返事をかえしながらたしかにあの時、いきなり言われた時はどうなるか思ったなーと心の中で思い返した。アイカとラフィも自分たちと同じようで自分たちのことについて話していた。人見知りぽかったラフィが仲良くしゃべっているところをみると結構仲良くなったようである。
寮のほうに向かって行くと2つのの分かれ道になっておりそこに看板が立っていたその看板によると右のほうえ行くと男子の寮で左のほうえ行くと女子の寮につながっていると書かれていた。
なので、そこでアイカとラフィと分かれることになった。アイカとラフィが
「じゃあね、また明日学校で」「さようなら、また明日学校で会いましょう」
そういって2人と分かれた。
男子の寮に着くと2人で中に入った。中は広くなっておりカウンターや階段がたくさんあった。その階段を使ってそれぞれ自分たちの部屋に行くらしい。
「じゃあ、自分たちの部屋を確認するか」
そのままシルバはカウンターの方へ歩き出した。俺もそれにならってカウンターのほうに歩いていった。
「あの、シルバ・グランツとクロウ・アルフォードの部屋ってどこですか?」そしてカウンターの人に聞いた。
すると、カウンターの男の人が
「シルバくんもクロウくんも真ん中のかいだんを上がっていったとこだよ部屋はシルバくんが208でクロウくんが207だよ」
腕で中央にある階段を指しながら教えてくれた。
俺とシルバの部屋は隣同士だった。まあ、とりあえず階段を上がって自分たちの部屋に行くことにした。部屋に行く途中でシルバが
「それにしても驚いたな、まさか部屋が隣同士にになるとは」と言って驚いていた。
まあ、俺も正直驚いたが、まさか同じチームメイトと部屋が隣同士になるとは。そういうふうに思っているといつの間にか部屋の前に着いていたので、シルバと部屋の前で別れた。
部屋に入った俺はとりあえず荷物を部屋に置くことから始めた。そこまでの寮はなかったからすぐに終わった。とそこで、そお言えばまだ飯を食べていないと言うことにきがついた。
この寮は自炊が基本である。俺もいちよう基本的なものなら作れるのである。
「今から材料買ってきて作るのめんどくさいなー」
独り言を言いながらどうするか考えた。
生活費はいちよう送られてきているが生活に必要な最低限なお金とおこずかいが少しなのであまり使いたくないのである。
飯を買うとお金がかかって嫌だが最終的にまあ今日ぐらいはいいかと思って買うことにした。そして、飯を買いに行き寮に帰って食べた。やることもないのでそして寝た。