以前から可愛いと思っていた同級生が風俗で働いていたので毎回指名する
「へっへっへっ。今日もサービスしてくれよぉ?」
男。21才。学生。
「チッ!私の出勤日に毎回来やがって!クソ変態野郎が!」
女。21才。学生。二人は同じ大学に通う同級生である。
「おいおーい。この店で働いてるのを教えてくれたのはお前だろぉ?よっぽど指名が無いんだろうなぁ!?お前性格男だもんな!」
「うるせーな。金づるがえらそーにしてんじゃねぇ。お前は風俗狂いで大学でも有名だからな。金になると思ったんだよ!」
「あん?チマチマしてねーでさっさっと下着になれ!処女じゃあるめーし!」
「てめーこそ落ち着きがねーんだよ!モタモタ脱いで童貞かよ!?」
補足だが『風俗マスター』を自称するこの男。実は友達に見栄を張るためにそう嘘をついただけで風俗など行ったことがない。密かに思いを寄せる女を誰にも指名されたくなくて生活費を切り詰めてここに通う本物の童貞である。
女は女で風俗で働いた事もない。思い人である男以外の指名は受けていない。風俗好きだと語る男の言うことを真に受けて少しでも好かれたくてここで働き始めた本物の処女である。
「てめー今日も一人でするだけかよ!?男だったら押し倒してキスでもしてみろよ童貞が!オプション代はタダにしてやるぜ?」
「ああん?てめぇが見てるだけで顔真っ赤だからしゃあなくだよ!キスは好きな人とだけにしとけよ処女がよぉ!?」
風俗だがお互い触れあった事もない。ある日。生活費を切り詰めすぎた男が店で倒れ、それを女が介抱し真実を伝え合い付き合い始めるまであと数ヶ月かかる。
「あーっ!スッキリした!ちゃんと次の出勤日も連絡しろよ馬鹿野郎!」
「分かってるよ!ライ⚪するから早め返信しろよ!返信おせえと怒らせたかもって不安になんだよ!」
「そりゃあ不安にさせて悪かったなぁ!?毎日バイト入れてっからよ!良かったら電話してくれや!それを楽しみに仕事頑張れらぁ!」
「おーおー貧乏学生は惨めだなぁ!?」
「うるせぇ!ガバマン!」
「黙れヤリチン!」
二人は両想いで処女と童貞である。