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異世界〜レベル1なのにSランク!?〜  作者: 異世界大好き
1/1

異世界

はじめました。よろしくお願いします

俺の名は神木蓮16歳普通の高校生だ。他と違うところがあるとすれば、俺は高校生ながら1人暮らしをしている。小さい頃両親が他界して、親戚の家で暮らしていたがあまり居心地が良くなかったので高校から1人暮らしを始めた。

ある日バイトから帰って来たら郵便受けに封筒が入っていた。


「異世界召喚案内?」


その封筒にはそう書かれていた。俺は家の中に入って確認した。内容はこう書かれていた。


「あなたは選ばれたので異世界に召喚される権利を得ることができました。異世界に召喚される事を許可する場合は2枚目の紙に書かれた魔法陣に手をかざしてください。許可しない場合は燃やして処理してください。

PS.異世界に召喚されたら戻ってこれません。」


変な悪戯だなと思ってはいたが、異世界に興味があった。異世界が題材の本とか好きで読むし。現実にそんなこと起こらないのはわかっていたが、一応俺は魔法陣に手をかざした。すると、魔法陣が光り出した。


「くっ、まぶし!」


その光は辺りを盛大に照らした。そして俺は気を失った。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「ようこそ。神界へ。」


ん?誰かの声がする。俺は目を開けたら目の前には知らないおじさんがいた。


「あの、誰ですか?」


「ん?わしか?お主を呼んだ神じゃよ。」


神?なにを言ってるんだ?と普通は考えるだろうが、俺はすぐに受け入れた。そして嬉しさがこみ上げてきた。が、何故神界なんだ?


「そうなんですか。でも、何故神界に俺は呼ばれたんですか?異世界に召喚されるんじゃ……」


「お主にはこれから異世界に行ってもらうがその前にやることがあるんじゃよ。それにしても最近はこの状況を受け入れる奴が増えて楽でいいのぅ。」


俺以外にも召喚されてる人がいるってことか。それにしてもやることってなんだろう?めんどくさいことだったら嫌だな。と考えていると、


「お主にやってもらうこととは、お主には今から神からの恩恵を授けるんじゃが、恩恵を授かる際に物凄く苦痛を強いることになる。

苦痛を耐えた分だけ恩恵がもらえるんじゃ。まぁ人によって適性があるからどれくらい恩恵が貰えるかはわしにもわからんがのぅ。」


「あの、恩恵とは何を貰えるんですか?」


「うむ。基本ステータスと、スキルじゃ。苦痛に耐えるほど基本ステータスは上がるがレベルは1のまんまじゃ。じゃが、スキルはたくさん貰えてレベルもアップする。」


「なるほど、恩恵の苦痛を耐え切れば初めから強い状態になるって訳ですね。」


「うむ。じゃがそんなに簡単な話じゃないぞ。苦痛に長く耐えた奴でも1分ってところじゃな。耐え切った奴なんぞ1人もおらん。」


おぉー。これで耐え切れば異世界生活も楽になるな。


「頑張ります。」


「期待しとるぞ。お主に恩恵を授ける。」


神が両手を俺の方に向けた瞬間、俺が光りだした。

これが恩恵?暖かくて心地いい。苦痛なんかないぞ?と思っていた瞬間、


「ぐっ……があぁぁぁぁぁ!!」


突如強烈な激痛が身体中に駆け巡る。想像以上の痛みで意識が飛びそうなくらいだったが全身に力を入れて飛びそうな意識をなんとか保つ。


しばらくすると、永遠に続くと思われた痛みは無くなっていた。蓮は見事に耐え切った。


「はぁ……はぁ…はぁ」


「これは……初めて耐え切った奴が出たのぅ。信じられん……」


ってことはもう終わったんだな。よかった。


「見事じゃ蓮よ。今回復させてやるぞ。」


神が蓮に手をかざすと緑色の光に蓮は包まれた。


体が楽になってきた。意識がはっきりしてくる。


「どうじゃ気分は?」


蓮は手を握って開いてを繰り返し確認する。


「全回復しました。ありがとうございます。」


「うむ。これからお主を異世界に召喚するがその前に少し説明をする。」


神様からの説明はこうだ。


・異世界は俺の大体想像通りの世界。

・職業が存在する。

・異世界は基本無詠唱で魔法が放てる。

・ステータスは見ることが出来る。「ステータス表示」と言うと自分のステータスが見れ、「ステータス開示」と言うと人に見せることが出来る。

・言葉と字は地球と一緒で、日本語で大丈夫らしい。

・レベルを上げるには魔物を倒せば上がる。


以上。後の詳しいことは召喚されてからその世界の人に聞けばわかるらしい。


「では、蓮よ。異世界生活楽しんでくるといいぞ。」


神様がそう言うと、俺の足元に魔法陣が現れ目の前が真っ白になった。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「ここは森の中か。」


辺りは草や木しかない。俺は今森の中にいる。まず俺は自分のステータスを見ることにした。


「ステータス表示」


レン 男 LV 1

種族 人間

職業 賢帝(賢者/剣帝)


HP 1000000/1000000

攻撃力 1000000

防御力 1000000

回復力 1000000

MP 100000000/100000000



スキル


空間魔法、重力魔法、圧縮魔法、浮遊魔法、回復魔法、拘束魔法、身体強化、自動回復、気配探知、隠蔽、錬金、鑑定


固有スキル


高速移動、絶対氷魔法


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


うーん。これだけじゃわからないな。固有スキルの絶対氷魔法ってなんだ?


俺はそう思い、目の前に出てるステータス画面の絶対氷魔法を押してみた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

絶対氷魔法


どんなものでも凍らせることが可能。また、指定した箇所だけ凍らせる事も可能。凍らしたものは自分の意思で砕くことが可能。


例えば、木を凍らせた場合葉っぱの部分だけ砕きたかったら葉っぱだけ砕くことが可能。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


なるほど。これは物凄く便利だな。苦痛に耐えた甲斐があったな。

俺はステータスを見終わり、とりあえず街に行くため、浮遊魔法を使い空から街を探すことにした。

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