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魔女っ子に男の子が選ばれたら  作者: フローラルカオル
16/16

魔法少年は永遠に

メアリが16才になった頃、再び正式に人間界を訪れた。

颯真はそれをミケランジェロに聞いて知っていた。

成長した小さな少女にまた会える日がきたのだ。

数年後。


美しく育った金髪の少女が、小花柄の小綺麗な格好をして現れた。

子供だった面差しには、少し成長して、化粧が施されていた。少しでも綺麗に見えるようにと、そう言った事も考えるようになった年頃の娘さんだ。幼かったツインテールの髪もおろして、サラサラと長い髪が揺れた。

それでも変わらないのは目だった。少し上を見るようにして恥ずかしそうにしてる姿は、出会った頃と変わらない。


颯真も変わっていた。より成長して、大人の男になったと思う。

外見だけじゃなく内面も。メアリがいいと言った顔に負けないように。ふけたと言われないように。


メアリは

「変わらないな。颯真」

そう綺麗な口紅をぬった唇が言った。


颯真は

「そうだろうか。君にとったらもう俺はだいぶ年が上で釣り合わないんじゃないか?」

少し照れたように言う。


メアリは

「いや、颯真が……大人の男がいいんだ。王子様みたいな颯真がいいんだ」


無邪気な事を言う、大人になった少女なのにそんな所はかわらないのか。颯真は苦笑いして

「王子様じゃないが……いつかの話の続きをしよう」

そして、手を差し出すとメアリはその手をとり


「ああ。今の私なら、その資格もあると思うんだ」

以前と変わった事があるなら、メアリは少し自信に満ちた顔をしたと言う事だろう。




そして、二人は婚約した。




ミケランジェロは

「魔法少女ティンクルシャインーーーー」




これを結婚式の時にやったらしい。

颯真は

「やめろーーーーーーーーーーーーー‼‼」

叫んだ。










これからも、うさをはらすために、ミケランジェロに、颯真はティンクルシャインに変身させられる事でしょう。

ただのギャグのためだけに始めたこの話。

ついに完結です。


余談ですが、ミケランジェロと桃華もうまくいっているそうです。ミケランジェロは桃華に話を聞いてもらえないので、颯真に話しかけてる事が多いそうです。颯真はうんざりしてても聞いてあげてるのでいい鴨になってます。


ただの猫になったミケ猫オスも元気です。


見に来て下さった皆さんありがとうございます!


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