新人にこそエッセイを読んでほしい
エッセイと言うものをこれまであまり読んだことのない人間であったが、このたび「小説家になろう」で物語を書きたくなってしまったので、なろう内での暗黙のルールや、小説の書き方、ルビの振り方を確認するためにエッセイを読み、面白さに気づいたのでその魅力を皆様にお伝えしたい。
なろう内のエッセイには
自身の旅行記であったり、ジェネレーションギャップについてだったり、レシピについてだったり様々だ。
その中でもひと際人気の高いエッセイは 「HOW TO」系エッセイである。
なろうでの小説の書き方や、人に受けるポイントなどを心優しい先人たちが、新人である私たちや、同じ作家さんに、役立つ情報を伝えてくださっているエッセイである。
これがなんとも、便利で良いのは
自分で書くにあたり、特に気にしていなかった世界観の設定にツッコミを入れているエッセイが数多くあるということだ。
例えばテンプレの重要性、主人公の目的と目標、奴隷に対する扱い、サバイバル方法、通貨設定、その国の経済と特産物などなどだ。
ツッコミが入れられているエッセイを読めば、同時に自分の作品の世界観についても同じく考えることになるのだ。
私は小説を書くにあたり、舞台である土地の気候や経済状況については特に考えてなかった。
ざっくりと「中世ってことでいいや」としていたのだ。
だが参考にエッセイを見て、文明の発展レベルから逆算して暮らしを表現するということは、物語を盛り上げるうえでそれなりの役割を持つということに気付かされた。
その世界での文明レベルを、自分の中できちんと理解することによって、食卓の皿は陶器か木製か、コップ一つとっても土器なのかグラスなのかと様々に分かれるだろう。
中世というものをあまり理解していなければ、ふとガラスのない世界観でワイングラスを出してしまいそうだ。
そういうミスを防ぐためにも、エッセイを読んで自分の創作の世界観を築くことは重要だと言える。
なにより、自分の中でより想像しやすい上に、リアルな異世界を想像することはとても楽しいのだ。
登場させる予定の物の歴史をウィキ先生で調べたり、登場させる予定の料理を家で作ってみたり、冷蔵庫のない世界での、常温のビールがどんな味なのかを実際確かめる楽しさもある。
ちなみに常温のビールは、普段より炭酸がかなり抜け不味かった。やっぱりキンキンに冷えたものが一番である。
エッセイでの気になる事柄は、出来る範囲で実際してみることにより、より鮮明に分かりやすく描写できるようになる。はずだ。
もちろん初めて、なろうで小説を書く私たちにとって、より沢山の読者さん方に見てもらう機会を増やすためのエッセイもかなり参考になる。
連載初日が一番目につきやすいなんてエッセイを読まなければ、私はまったく知らなかったことでかなり参考にさせて頂いた。
私は言いたい。
これからなろうで小説を書かれる方に言いたい。
エッセイって面白い上に参考にもなるから読んでみてね!!
評価してくれたらうれしいです^^
そしてあなたも自分の気になるエッセイ読み、そして書くと、みんなハッピーになれます。やったね