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3話 はじめての戦闘

隣町「カナン」は、ここ首都「プロローグ」から平らな平原を西に20キロほどいくと、

すぐに到着する。


それでも一緒にいるのは、ノービスである。

そう遅い。

リアルのスピードは出るが、実際ドクロさんだけ移動すると5分ぐらいで到着する。

そしてもちろん町から出るわけだからモンスターも出る。


「モンスター。出たな。」


「・・・・!?やばいっしゅよ!!これはまじゅいです!」


なんか呂律がまわらなくなっている。

気持ちはわからんでもない。

最初に出会ったのは、「セカンド」で最弱、プリチーモンスター「すらりん。」。

そう句読点がついているのが特徴だ。


まるっこい、てかてかした白いモコモコデザインにつぶらな瞳。

一生懸命攻撃をしようと体当たりをするが、おれはもちろんのこと初心者装備を装備したマグマにはさっぱり届かない。

傍目から見て、ただじゃれ合ってようにしか見えない。

しかし、避けているわけじゃないのでダメージは1だが溜まる。


「殺れ。」


驚愕の目が見開くマグマ。


「無理・・・!無理っしょ!まじ無理っしょ!無理!無理がどれくらいあるかわからないぐらい無理!だって・・・無理じゃん!?って悪魔!!ドクロさんまぢ悪魔!」


「いいから殺れ。」


「わーたーしが育てるから!この子だけはやめて!」


「いやだからさ・・・。」


なんでそこまで感情移入できるんだろう。

つかこいつ仲間呼ぶタイプなのに。


『ぴーっぴーっ!!』

「すらりん。」は仲間を呼んだ。

「すらりん。」は仲間を呼んだ。

「すらりん。」は仲間を呼んだ。

「すらりん。」は仲間を呼んだ。

「すらりん。」は仲間を呼んだ。

「すらりん。」は仲間を呼んだ。

「すらりん。」は仲間を呼んだ。


「ごふ・・・うへへ。モフモフ天国。うへへ。」


トリップしてやがる!

これ以上危険と判断して、「すらりん。」を蹴飛ばすと、原型を留めず吹っ飛ばした。

同じく、1匹、2匹と1撃で蹴飛ばして吹き飛ばす。


「ピエラ!ドボロク!カンパラニートサンダーアボガド!!なんてこと!ポムポムが一撃で!?はやく!ここは私に任せて逃げて!」


もう名前をつけてた。

しかも俺は敵か。ラスボスか。


「いいから。もういい加減にしないとまじで死ぬぞ。」


ふらっとその言葉が原因かのように、瀕死モードになった。

瀕死モードは死亡をしないがそこに留まり続けるモードである。

もちろん回復魔法や回復スキルで回復が可能となっている。


「わがいっぺんに・・・くいなし」


ぽよん、ぽよんとその状態から踏みつけていた。

見た目より、えげつないことをする、だからモンスターなのだ。


「ほら、回復。」


無詠唱スキル『応急』。

これもノービス特有スキルである。

ただ、HPの10%しか回復しない上、ノービスの虎の子のMPをガリガリと2削る。

しかし、規格外ノービスであるドクロさんの場合だと500ほどの回復を誇る。

ほぼ全快だ。


回復を確認するとそのまま蹴り上げ、また霧散させる。


ぱんぱかぱんぱん~ん!!!


レベルがあがった。

マグマの方もなんかキョロキョロしているから上がったのだろう。


「ステータス。」


「ステータス!」


ステータス

名前:ドクロさん

職業:ノービス

レベル:2

HP :6000

MP :4000

力 :4000

器用:4000

速度:4000

強度:4000

運 :4000


上がり幅もゲームのとおりだ。

経験値も似た感じ。


「うひー。全部5ずつあがったよ!彼らの地と肉と友情が私の中に。」


トリップしてたせいか若干怖い人になっている。


また、上がり幅が高いのは理由がある。

やはり、転生ノービスと呼ばれる部類であり、たぶん誰もプレイしていない、転生ノービスからlv99になり、さらに転生ノービスを繰り返すという縛りプレイをした結果だ。

ちなみに何回転生したかは覚えていないほど。


「今度はちゃんと倒せよ。」


「無理ですね。」


「即答かよ。」


ちょっと苦笑いをするがあれだけ死に掛けても、手を出さない。

かわいいもの好きプレイヤーの一旦をみてちょっとうれしくなった。

変わり者プレイはドクロさんの大好物の一つなのだ。


隣町「カナン」までは、モンスターはこいつしかいないはず。

あの黒こげの死体を見た限りでは、死んだら終わりなのだろう。

そして、こっそり実験させてもらったが瀕死状態だと攻撃されても無効らしいことがわかった。

ここはゲームの仕様通りである。

瀕死スキルの取得はある意味必須になりそうだ。


仕方ないので、近くに寄ってくるすらりん。さんはおれが始末をした。

PT登録している為、なんだかんだでマグマにも入るのだが。

それを言うと面倒なことになりそうなのでここは伏せておこう。



「見えてきた~。あれかな。」


地平線の向こうに見える。

うん、よかった隣町「カナン」だ。

あいつらいるかな。


「はやくはやく!」


急かすマグマ。でも遅い。

ここまでくるのに2時間とかどんだけだよ。


不安を他所に隣町「カナン」に入った。




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