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20話 マグマの日課(後編)

マグマの日課(後編)です。

ドクロさん対人講座曰く、対人は考えて戦いなさい。


まずは、職業をきっちりみること。


袋からめがねを取り出す。


慣れると装備などで職業がわかるのだが、まだ初心者のマグマには難しい。


そこでもらったのが、ステータスメガネ。だ。


これは普通に露天で売っている。


ただ、これは単純に職業と性別がわかる程度の使い捨て。


(えっと、ホストっぽいのがジェネリッカー、細めのチャイナはバトルマスター、なんかローブきてるのが時空士?かー。)


キャンセル横一文字に反応すらできなかった時点でぶっちゃけお察しではあるなぁ。


ドクロさんの説明を思い出す。


ジェネリッカーの基本は、武器や爆薬、ホムンクルスでの遠隔攻撃。

基本的に中距離の戦いを得意とする。


バトルマスターの場合は、ゴランは特殊なバトルマスターで防御重視は亜種に部類する。どちらかというと接近戦の高火力で、常に打撃系のスキルで戦う。


時空士。ほとんど補助やステータスを落とすスキルを使う。

はやさも無ければ、力は無いが絡めてのスキルが多く、PT戦だと厄介なので、最初につぶすこと。っと教えられた。


(まずは、時空士を戦闘不能にするべきってことだよね。)


「クソッ・・・!!!不意打ちかよ!!!」


文句をこぼしながらフラフラと立ち上がる。


開示していなかったが、今のマグマのスキルステータスは以下になる。


スキルステータス:


<剣スキル>

パリィ

さみだれ斬り

横一文字

岩砕き

短剣投げ



<二刀スキル>

十字切り

ダブルスタブ


<パッシブスキル>

バランスアップ

力だめ

バックステップ

サイドステップ


<奥義>

流星





まずは、時空士が何かする前に、戦闘不能にするべきだ。


一呼吸でバックステップから短剣投げを3連発。


「とっ、たんたんたんっと。」


短剣投げは『たん』だけで発動する。


ドクロさん直伝、バックステップから短剣投げだ。


実は、実践、というか対人でははじめてつかった。


ずっっっぱん!!!ぱん!!ぱん!!!


貫通した。


「え?!おい?!なにした?!瀕死?!?」


「あっ・・・あれ・・・?」


思った以上の威力がでてマグマすらも焦る。


「なんだよ。なんだよさっきから!ナイトだよな?!ナイトなんだよな?!おかしくねーかその威力?」


「え??あ?えへへぇ~いやぁ~。」


「褒めてねえから!怖いから!!」


なんだろうちょっとうれしい。


「とにかく悪かった!悪かったからなんもしないでくれ!おま・・・じゃなくてあなた様の攻撃あきらかにおかしいから!!」


二人とも四つんばいになりながら後ずさりをしている。


「う~ん。もう悪さしちゃだめだよ?」


「「はっはい。」」


ちょっとまた考え込み。


「わたしだったからいいものを・・・他の人だったら絶対やばかったんだから。」


「他のひと・・・?あっああああ!『ルシアン』思い出したぞ!!!」


「え?」


「『ルシアン』攻城戦するギルドは数あれど、日本中の攻城戦ですべてを制圧した、『狂犬のルシアン』。強さは一人ひとりが一騎当千のくせにPT戦が恐ろしく強い!総勢300名のギルドでさえ、通り道は蒸発。人っ子一人のこらない奇人のギルド!!」


「えっえと。」


「狩場でも邪魔をするとぶちぎれ。ちょっとなにかあると一刀両断の凶悪ギルド!!特にPKギルドとわかると、粘着がすごい!本当に粘着がすごい!3年は粘着するらしい。しかも初心者が大好きで初心者となると眼の色が変わるらしい。変態ギルドではないかといううわさだ。」


「いっいや・・・あの・・・。」


「そこのドクロって騎士系のやつさらにやばい。ぶっちゃけ見ただけじゃなんの職業かわらないし、『ルシアン』のメンバー曰く、『あの人?ああ実際300人を倒したのあの人単体でいけるよ。』って台詞はある掲示板でも有名!!」


「・・・・。」


「さらには!」


「ごめんもういいから。やめてください。お願いします。」


「あっ・・・はあ・・・。」


そのまま、やる気もなくなった。っていうかHPが減った。心のHPが。


そして、三人に手をふりこの場を後にした。







もちろんこの後は、冒険者組合にいってお礼をもらい・・・買い物である。


フラフラっと商店街を歩く。


「おっとマグマちゃん。ほらほらこのキャベツ。でかいっしょ?でかいっしょ?」


ふと見るとでかいキャベツがおいてある。


どれくらいかというと、学校の教壇ぐらいのでかさ。


「まっまぢでけえ!!」


ついギャルっぽくなってしまう。しょうがないじゃんでかいし。


「どうよ・・・。さっきおばちゃんからきたぜ。きのこだろ?ほれキャベツがあれば・・・。鍋できるぜ?」


さすが商売上手。そういえばこのおっちゃんはノービスからこの地で商売をはじめた人である。


日本の食事処はまかせとけってことか。


「いただきましょう!うち大食いが3人いるし!!」


「まいどあり!」


ちゃりちゃりっとお支払いをする。思ったよりやすい。


これ冷蔵庫に入るかな。


「マグマちゃん!うちもうちも!鍋するならうちも!!!」


今度はなんだろうと声の方向に顔を向ける。


「いやでかいから!!!」


なんかカジキマグロみたいのがいる。本当にいる。


でもでかさが違う。


大きさからいって3tトラックぐらいある。なにこれ買ったら私がもつのこれ。


「マグマちゃんなら・・・500ギルでいいぜ!」


「やすっ!!やすーーー!」


500ギルといったら500円だ。ワンコインである。うちのギルドがワンちゃんだからワンコインは魅力的なのである。


「買ったよ!!!」


実は、このカジキマグロ、すごく弱く海の方にいけば勝手にうちあがってるぐらいいっぱいいる。


でも、わざわざ海から持ってくるのは困難なため、一応はお値段はつくって感じだ。


今日は、鍋なべ鍋だ!




到着!


我が家である。


いつの間にか我が家だなぁ。


でもギルドハウスは本当いい場所だ。


一応自分の部屋があるけど、ギルド長の部屋はみんながあつまるからついいちゃうんだよね。


きのこを冷蔵庫にいれて、せんべえつつきながらテレビでもみよ。


なんだかんだで大したことはなかった一日でした。



「ただいま~。腹減った。」


テレビでゴロゴロしてるわたしをみる。


「マグマはあいからわず暇そうだな。」


「まーねー。そうそうドクロさん。今日は鍋の材料っぽいのがあるよ。」


まあぶっちゃけ何も無かったし暇ではある。

次回から本編に戻ります。

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