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12話 一ヶ月の現状そしてノービスの日常3

報酬はもらったし、あと5日以内にレベル10ぐらいはあげておきたい。

レベル10まであげればあるスキルが開放されるはずだ。


あの三人だけで、「黄金の剣」とわたりあえるかと尋ねれば、7割がたと答えるだろう。


ただし、イレギュラーな存在がいなければ、だ。


やはりここはレベルをあげといて、そのイレギュラーの対策はしとくのが吉だろう。



本来であれば、ノービスのプレイヤースキルMAXのドクロさんは、ギルメンを使ってレベリングをしてあげてしまうのが一番の近道だがあいにくギルメンは不在である。


「やはり・・・あそこであげるか。デスハウンドが一番いいな。」


デスハウンド。中型レベルボスとして君臨している。

ただ、出没場所が特殊で、首都「プロローグ」の地下に封印されていると言われている。

理由はこのデスハウンド、不死である。しかも大量にいるため、範囲攻撃がなければ、かなり厄介な相手でもある。

それゆえに昔の王族が封印をした、という設定のようだ。


さらに10分後には復活するという特性をもっているのだ。

ただ、死という概念を倒された瞬間受け入れるため、経験値は入るので、上位ギルドでは養殖用のモンスターとして有名だ。


ただし、ここの地下は、ギルドハウスを持っているギルドしか入れないようになっているため、現在プロローグでギルドハウスを持っているのは、「ルシアン」だけである。


現在は、「ルシアン」専用のレベリング場所と言えるだろう。


「んじゃ久しぶりに暴れますか。」


ごそごそと袋をあさる。


ギルド倉庫からもってきた装備を取り出す。


装備:

鎧:修道印の服+99

盾:修道印の盾+99

アクセサリー:クロス+99(特殊:毒効果無効)

剣:はじゃの剣+99(特殊:不死に2倍)

修道印装備で鎧、盾を装備していると以下の効果。

HP+2000、MP+1000、即死回避、ステータスALL+500


まあこれでいいか。

服の装備のため、セット効果が少し高い。


さて移動移動っと、韋駄天を使えば5分かからないだろう。





ワンッ!!ワンッ!!ガウウウウ!!!ワンッ!!ワンッ!ワンッ!


すごくうるさい。


ワンワンガウガウとすごくうるさい。


ゲームのときはBGMのように感じたが、地下でさらに埋め尽くさんばかしに犬、犬、犬、犬、だと本当にうるさい。


こちらに気づくが・・・「フンッ」とばかにしたかのように無視をする。


自分よりレベルが低いやつには興味がないようだ。


まあ、それはそれでやりやすいので問題ないだろう。


ここにいる数の全モンスターがきたらさすがに今のレベルではきつい。


「さてと・・・いくぜ!!!」


即効、韋駄天と併用し指弾をぶつける。


「キャンっ!!!」


5発命中し、即死する、そのまま、連打、連打、連打、連打。


ものの数秒で5匹倒す。


ぱんぱかぱんぱん~ん!!!


レベルがあがった。


あとは単純、大量に殺戮を行うだけだ。






ぱんぱかぱんぱん~ん!!!


この場所にきて、3時間ぶっつづけで狩り続けた。


レベル10になった。


すでに、もう1発で1匹たおせるほどのスピードをだしている。


そう、1発で倒せることによりより効率的に倒せるようになった。


「ステータス。」


ステータス

名前:ドクロさん

職業:ノービス

レベル:10

HP :14000

MP :12000

力 :12000

器用:12000

速度:12000

強度:12000

運 :12000


「スキルステータス。」


<剣スキル>

なぎ払い

石投げ


<魔法スキル>

応急

魔弾

寝たふり ←New


<パッシブスキル>

韋駄天


やっと覚えたか。

スキル「寝たふり」。寝たふりを発動すると上半身の攻撃をすり抜けることができる。

また、そのまま地面で寝ると3秒だけ無敵となる。


これもノービス専用スキルのため、転職をすると消えてしまうスキルでもある。


ただ、応用がきくスキルである。


つまり、これを発動した瞬間は無敵であり、紙一重ではなく、事実ダメージ回避が可能である上、攻撃中も使うことができるため、ドクロさんならば、相手の防御をすり抜けて、直接ダメージをあたえる芸当もできるのだ。


「しかし、なんかゲームのときより効率がいいな。」


実質予定としては、5日間かけてレベル10の予定だったが、たった3時間で目的を突破してしまった。


「まあいいか。あげるだけあげとくか。」


そしてまた、狩りを再開する。


現在のドクロさんのステータスは、レベル10ながら最終転生者の最上位職の中間ぐらいまで引きあがっているのである。


ちなみに、最終転生者の最上位職の中間は2万5000前後である。


スキルてきな力を考えるとまだまだ及ばないが、レベル10でこの状態は異常であることを、「ルシアン」で上位にばかりいたドクロさんは気づいていない。


この後、5時間狩りをつづけ、レベルが15まであがったところで本日はお開きになった。


ステータス

名前:ドクロさん

職業:ノービス

レベル:15

HP :19000

MP :15000

力 :15000

器用:15000

速度:15000

強度:15000

運 :15000






「やばい・・・調子に乗って腹減った・・・。」


「はやくギルドハウス戻ろう・・・。」


ふらふらとしながら、鍵をあける。


「おかえりなさい~。」


ギルドハウスのギルマス用部屋に入るとマグマがダラダラとせんべえを食べながらテレビを見ていた。


だれか知らないが、地上波だけは発見されたのか、はたまた元々テレビ関連の専門家が復活させたのか、テレビだけはここ1ヶ月で復活したのだった。


カナンの店頭にすでにテレビは並んでいた。


(まあ地球の半分以上がこちらに移っているなら、技術はそのままこちらにくるのは、必然といえば必然か。)


「ドクロさんご飯まだ~?」


見ろ!このグータラを!何処がいい嫁だ!


いくら見た目がかわいくてもグータラな姿を見れば、普通はさめるもんだ。


「はいはい。待ってろ。今から作るから。」


しかしこればかりはしょうがない。


マグマの作る料理はまさに世界の敵、バイオハザード、魔界からの死の贈り物とよぶぐらいひどいもの。


なぜかは知らないが、出来上がった瞬間に変質するのだ。


「今日のご飯なあに?」


「チャーハン。」


もう今日はやる気がないのか、冷蔵庫の中のものを全部ぶちまけている。


マグマもマグマでなにもしていないわけではなく、この冷蔵庫の中身の食材はすべてマグマが取ってきたものだ。


最近は量が多すぎて、ご近所さんにおすそわけをしている。


「そうだそうだ。今日もうlv50になったんだよ。」


予想以上にはやい。ただ、早い分には問題ないのだ。


「ナイトになりました!!ふへへへ。」


「どうだ?新しいスキル覚えたか?」


「うん。二刀流ってやつを覚えたよ。」


お?っとドクロさんがマグマを見る。


「二刀流を覚えたか。とりあえず教えとくがレアスキルだからなそれ。」


「へ~レアってことはなかなか手に入らないの?」


う~ん。っと腕をチャーハンを作りながら答える。


「おれの知ってる限りでは3人しかいない。」


結構なレアスキルである。なぜならば出現パターンや条件は一切わかっていないからだ。

「おお~なんかすごい感じだね。」


「うちのギルメンにもいないからな。っとできたぞ。」


ドンっとちゃぶ台の上におく。とり皿を使って食べるタイプだ。


「お~い!!飯だぞ!!!」


言うが早いか、ゴランとキースがドタドタと入ってきた。


「うほ~、いつも助かります旦那!!」


「ごちです。」


「今日は、レタスとデリボーの照り焼きスタミナチャーハンだ。」


この前狩ったデリボーを切りきざんでご飯と混ぜただけといえば混ぜただけだ。


「「「「いただきます~!!!」」」」


10人前は作ったんだが、10分もたたずになくなってしまった。


やはり食事は大人数で食べるといいものである。



ステータス

名前:ドクロさん

職業:ノービス

レベル:15

HP :19000

MP :15000

力 :15000

器用:15000

速度:15000

強度:15000

運 :15000


<剣スキル>

なぎ払い

石投げ


<魔法スキル>

応急

魔弾

寝たふり ←New


<パッシブスキル>

韋駄天


修正:

レベル10→レベル15


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