表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/9

一つなの?

声の感じからして多分何かの動物の声だろう、と呑気なことを考えながら声がした方を私は呆然と眺めていた


鬱蒼としげっている木々や植物のせいで鳴き声の主は見えないが、あんな鳴き声の持ち主がはい、草食です

なんてわけがない


聞いたこともない鳴き声だが、迂闊に近寄ってはいけなさそうな雰囲気満載だ




何も考えず石を投げてあたったらどうするつもりだったんだろう、私…






まあ、多分この浮島から出なければ大丈夫のような気もするけれど



地図には浮島にだけ赤い丸がついている

ここだけ安全ですよーって書いてある気がするんだよね、これ



事実変な鳴き声の主は浮島を囲む湖の岸辺にすら姿を現さない





つまり、ここから一歩でも出ればヤバイということでもあるわけで




だからってここにずっといてもいつか食料は無くなってしまう


水には困らないだろうが、水だけで人間は生きてはいけない


いつかは食料を自分で見つけなくてはいけない



もしかしたらその前に元の場所に戻れる可能性もあるけれどーー





メールに「はい」

って答えちゃったよ、私…





もしあのメールが絡んでいるとしたら、ここにとどまっていて助かる可能性は低いだろうなぁ



多分、この星のマーク数に従って街に進めってことなんだと思う




そのルートから外れると今の自分では太刀打ちできなさそうな生き物に出会いそうだからショートカットもできない


その代わり、きちんと進めばそれなりに力がつく








「ってことなのかな、これは」



なんだかRPGっぽい










とにかく合っているかわからないけど、導き出される結論はただ一つ









「やってやるわ。目指せ、ムキムキ」








進むしかないでしょう!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ