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日常

作者: 花咲桜
掲載日:2026/10/05

髪を切った。

長かった自分の髪を。

ばっさりと。

別に男みたいにしたかったわけでもない。

ただただ毎朝髪を結ぶのが億劫だった。

髪の毛のせいで遅刻を何度しかけたことか。

と言うのはお門違いか。

美容室に行った。

とりあえず、 「ショートで」

少し考えて付け足した

「髪が伸びても不自然じゃない感じで」

前髪も切ってもらったがガタガタでキレそうだった。

そして。数十分後。

髪をばっさり切った私が鏡に写った。

どこかで見覚えのある面影。

きっと弟にはマッシュルームと揶揄われるだろう。

自宅に帰った 母がいた。

そして髪をばっさり切った私を一目見て母は言った。

「あんた…その髪…」

「お母さんがいつも切りに行ったあとの髪と同じじゃない」

そう あの面影は完全の母の髪型だった。

骨格が似てるのだろうか。

まあしょうがない。

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