表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
やったわ。  作者: 水前寺鯉太郎


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

9/10

第9回

投稿者:女子高校生(仮)

2027年5月21日 21:30

皆様、緊急事態ですわ。

昨日の宇品の遠足、平和に終わるかと思いきや……。

波止場公園の端っこで、潮風に吹かれていた時のことですわ。


ふと横を見たら、あの神々しい先輩が、じっと私を見ていたんですの。

先輩「さっきから私のこと、チラチラ見てたでしょ」

……心臓が、瀬戸内海の荒波のように跳ね上がりましたわ!

でも、ここで音戸の女が日和ひよるわけにはいきません。私は淑やかに、かつ必死にトボけましたの。

わたし「ええー? そんなこと」

先輩「うそつけ、絶対見てたぞ」

わたし「なんで見る必要があるんですか?」


……あああああ! やってしまいましたわ!

可愛く照れることもできず、あろうことか「なんで見る必要があるのか」なんて、超ド級のツンデレ(というかただの反抗期)なセリフを吐いてしまいましたの!

先輩は一瞬、目を丸くして、それから……ふっと、悪戯っぽく笑いましたのよ。

あぁー、たまりませんわ! 脳内物質がドバドバですわ!

金子さんが「ねえ、何喧嘩してんの?」って、いちごミルクのゴミを片手に割り込んでこなかったら、私、あのまま宇品の海に身を投げていたかもしれません。

やったわ。

先輩の網膜に、私の「生意気な後輩」としてのスタンプが、色濃く刻まれてしまいましたわ……。


【コメント (9)】

通りすがりのL

2027年5月21日 22:45

「なんで見る必要があるんですか?」……ふふ、傑作ね。

あの子、あとで「生意気だけど、ちょっと可愛いわね」って言ってたわよ。

……あ、誰から聞いたかは秘密。

53の髭おやじ

2027年5月21日 23:30

若者よ、大いに語り、大いに見つめ合うがいい。

だがな、「なんで髭を見る必要があるんですか?」と私に言うのだけはやめてくれ。

私はただ、授業をしているだけなのだから。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ