第9回
投稿者:女子高校生(仮)
2027年5月21日 21:30
皆様、緊急事態ですわ。
昨日の宇品の遠足、平和に終わるかと思いきや……。
波止場公園の端っこで、潮風に吹かれていた時のことですわ。
ふと横を見たら、あの神々しい先輩が、じっと私を見ていたんですの。
先輩「さっきから私のこと、チラチラ見てたでしょ」
……心臓が、瀬戸内海の荒波のように跳ね上がりましたわ!
でも、ここで音戸の女が日和るわけにはいきません。私は淑やかに、かつ必死にトボけましたの。
わたし「ええー? そんなこと」
先輩「うそつけ、絶対見てたぞ」
わたし「なんで見る必要があるんですか?」
……あああああ! やってしまいましたわ!
可愛く照れることもできず、あろうことか「なんで見る必要があるのか」なんて、超ド級のツンデレ(というかただの反抗期)なセリフを吐いてしまいましたの!
先輩は一瞬、目を丸くして、それから……ふっと、悪戯っぽく笑いましたのよ。
あぁー、たまりませんわ! 脳内物質がドバドバですわ!
金子さんが「ねえ、何喧嘩してんの?」って、いちごミルクのゴミを片手に割り込んでこなかったら、私、あのまま宇品の海に身を投げていたかもしれません。
やったわ。
先輩の網膜に、私の「生意気な後輩」としてのスタンプが、色濃く刻まれてしまいましたわ……。
【コメント (9)】
通りすがりのL
2027年5月21日 22:45
「なんで見る必要があるんですか?」……ふふ、傑作ね。
あの子、あとで「生意気だけど、ちょっと可愛いわね」って言ってたわよ。
……あ、誰から聞いたかは秘密。
53の髭おやじ
2027年5月21日 23:30
若者よ、大いに語り、大いに見つめ合うがいい。
だがな、「なんで髭を見る必要があるんですか?」と私に言うのだけはやめてくれ。
私はただ、授業をしているだけなのだから。




