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やったわ。  作者: 水前寺鯉太郎


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第7回

第7回:鉄の意志、髭の独裁、そして胃もたれ。


投稿者:女子高校生(仮)

2027年5月8日 19:40

皆様……助けて。

ゴールデンウィークが明け、地獄の日常が帰ってまいりました。

昨日のコメダのカツサンド(8本)が、まだ私の胃の中で重戦車のように鎮座しておりますの。

そんな、一歩歩くたびにカツの脂が逆流しそうな体調で迎えた、今日のドイツ語の授業。

そこで私は、見てしまったのですわ。


あのおっさん(53歳・ちょび髭)の、真の姿を。

「Es ist Zeit!(時は来た!)」

いきなり教壇を叩き、激しい身振り手振りで演説を始めたおっさん。

……独裁者のモノマネ、クオリティが上がりすぎてて、もはや「授業」じゃありませんでしたわ。

あのちょび髭が、教室の空気をおどろおどろしい何かへと変えていく……。

あぁー、もう、めちゃくちゃですの。

あまりの迫力に、金子さんは驚いていちごミルクのストローを噛みちぎっていましたし、私は私で、脂汗を流しながら「総統閣下、カツサンドが……カツサンドが重いですわ……」と心の中で跪くしかありませんでしたの。


これが広島市内のエリート女子高の現実なんですの?

音戸の瀬戸に流れる、あの穏やかな時間はどこへ行ってしまったのかしら。

やったわ。

今日、私の「女子高生としての何か」が、また一つ死にましたわ。


【コメント (7)】

通りすがりのL

2027年5月8日 21:15

あのおじさん、またやったのね(笑)

でも気をつけて。彼の演説に聞き惚れるようになると、あなたも立派な「こっち側」の住人よ。

……今度、胃薬持っていってあげようか?

53の髭おやじ

2027年5月8日 22:00

今日の授業は手応えがあった。

言葉とは、魂を揺さぶる劇薬なのだよ。

ちなみに、私の髭を「総統閣下」と呼ぶのはやめてくれ。私は平和主義者のビール好きだ。

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