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雨の日のこと

作者: 雨とともに

雨が降っている

僕はベッドに寝転びながら

窓から聞こえてくる音に耳を澄ませる

太陽は分厚い雲に隠れいつもの輝きを失っている

僕はこの暗さが心地良い


唐突に外に出てみたくなった

この雨の中わざわざ外に出る人なんて少ないだろう

ただ雨を感じたくなった

玄関を開ける

それと同時に雨の匂いを感じる

傘を差して一歩踏み出す

パチパチパチパチと空から落ちてくる

雨を受け止めている

歩くたびに足元から鳴る水の音

静寂だからこそ際立つこの音たちが

僕は好きだ


足を進めて緑道に来た

雨の日に来てみたいと思っていた場所

艶めく緑に自然の音

全てが心をくすぐってくる

大きな木の下にベンチがある

君も雨宿りしていたのかな

そんなことを思いながらそのベンチに腰掛ける

この場所から見える景色、音をただ感じていたい

日常から切り離されたこの空間を僕だけのものにしたい


そろそろ帰ろう

名残惜しい気持ちを押し殺して立ち上がる

良い時間だった

普段から僕は考えすぎているんだと思う

だからこそ何も考えない時間が欲しかった

僕は僕で良いんだとそう思いたかった

静かな空間に雨の音

僕は雨が好きだ

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