5 未成年の飲酒について考える
未成年は酒飲んじゃいけません。
未成年は煙草吸っちゃいけません。
未成年はマリファナ吸っちゃ……それは成人もだめですよ。
先日、見ていた作品にちょっと心に残るシーンがあったのです。
そう、あれですよ。旨いもの食べると服が弾け飛んでいくという……
そうっ! そうそう。 「明らかに両想いな勇斗と篠崎さんをくっつけるために僕と足立さんがいろいろ画策する話」の番外編69。
いえ、違います。それはパロディです。「食戟のソーマ」の方です。
この作品の詳細はここでは特に申し上げませんので、ご存知なくて、知りたい方はググってくださいね。
今回のお話は、この作品でですね。学生たちが寮の一室で「酔っ払ってぐでんぐでんになったらしき」描写があったのですね。
それで注釈が入って、飲んだのはあくまで「米のジュース」です。
なるほどそう来たかーと思ったのですよ。今のご時世ならこの手法しかないですよね。
でもギリかなあと思っていたら、特に苦情がきたという話も聞かないので、大丈夫だったんでしょうか。
◇◇◇
思い出してみると、前世紀はこの辺の表現もおおらかと言うか、いい加減と言いますか。
つーかですね。うーん。今の20代の方はちゃんと20歳のお誕生日過ぎてから飲酒されましたか?
30代の方はどうなんですかね? 40代以上? ちゃんと20歳のお誕生日過ぎてから飲んだ? ええいっ! 嘘を吐くとね、死んでから閻魔大王様に舌を抜かれるんですよ。
失礼しました。ちと思い出を申し上げますと、新沢基栄氏が少年ジャンプに「3年奇面組」という作品を連載していましてね。
中学の修学旅行の回でした。奇面組のナンバー2と言われる豪くん、酒屋の息子(正確には微妙なんだけど、ここはこの説明で)。
修学旅行に日本酒の一升瓶を持ち込み、同室のみんなが寝静まってから、むっくり起き出し、「これがないと寝られない」とか言って、リュックから一升瓶出して、あっという間に飲み干す。
そして、「さあて」と言って、寝るのかと思いきや、「お代わりいくか」とリュックから二本目を……
あの当時はすごく笑いましたが、今は絶対無理な表現ですねえ。
まあ、ついでに白状しますと、高2のクラス合宿の時、夜、高校生が瓶の生ビール買いに行っても、平気で売ってくれたんですよ。あくまで前世紀の話ですよ。
もひとつ言うと、今現在の一万円札の主、福沢諭吉先生はご幼少の頃から酒好きだったそうですねえ。
いろいろまた書き散らかしましたが、未成年は酒飲んじゃ駄目だよ。
眼鏡をかけた猫のおっさんとの約束だよ。
◇◇◇
「明らかに両想いな勇斗と篠崎さんをくっつけるために僕と足立さんがいろいろ画策する話」
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「間咲先生の作品が読めるのは〇ャンプ……もとい、なろうだけ」