表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

22/27

⑭ アースガルズの景色③ヘル

【前回のオレオー】

アングルボザの身を案じ解呪石を贈ったオーディンだったがそれは叶わなかった。怪異の者は海へと放たれた――――

――――アースガルズ。

 ヘルがアースガルズへ到着すると、早速オーディンと面会することになった。面会を終えたヘルは別室へ案内され、ヘルの姿を見たオーディンは苦悩の表情を浮かべる。

「ロキによれば解呪石は飲んだというのに…これはどうしたことじゃ…」

 オーディンはフェンリル騒ぎの際、彼を見るなりこれはルーンによる呪術だと看破した。そのため呪いを解除するルーンを刻み、磨き上げた赤碧玉(ジャスパー)を解呪石として送ったのだが。

「解呪石が効かぬほどの呪いか、はてまた呪いが掛け直されたのか…」

「オーディンよ。渋い顔をしておるな」

「ニョルズか。この件にはなにやらワシの魔術を超える使い手が絡んでおるようでのう」

「ふむ。して、あの娘はなんとする? 女子(おなご)に手を掛けるとは神以前に男として風上に置けぬぞ。それにまだ子供ではないか」

「そうは言うがの。ヘルとやら、あのままでは腐した体が朽ち、さすれば結局は命を落とすことになる」

「なるほど。さあればニヴルヘイムへ送るというのはどうだ? あれは死者の地。死者同然の半身も、その形を維持できるのではないか?」

「なるほど、ニヴルヘイムか…」


 間もなく、ヘルは死んだ者がそこへ行くという冥界、ニヴルヘイムへ送られた。同時にニヴルヘイムへ行った死者の管理権限が与えられ、やがてその地はヘルヘイムと呼ばれるようになる。

「私は今日からここにひとりで暮らすというのですか…」


あとがきはこちらにまとめました。

→「なぜ?なに?オレオー!」(N7423LN)

各エピソードで使用したネタとその解釈なんかを書いています。

本編と併せて読むとより面白く!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ