妖術の虜
猫亜人ニャーディは、知らず知らずの内に、モンタが持つ人外のみに有効な妖術の虜となっていた。
日中、モンタが歩いていたとき発汗した匂いが漂っているときに、不用意に近づき、どうしても匂いを嗅ぎたくなり近づきたくなる。
モンタの顔を、ほっとけない感情のとき見てしまったため、好きという感情に強制的に変化させらる。
ニャーディは気が付くと、目の前の男の子とキスをしていた。
なんで? どうして? でも、とまらないの!?
俺も初めてのキスだ。これがキスか。なんだろう気持ちいいな。
確かばあちゃんが言っていたな。
唾液を相手に飲ませるんだったな。
モンタは一旦キスをやめ、ニャーディに尋ねる。
「俺のことが好きなの?」
唾液を飲んでしまったニャーディは、真実のみの言動と行動しかできない。
「うん…」
「どうしたいの?」
「もっと匂いを嗅ぎたいの、もっとキスがしたいの、もっと私を触ってほしいの」
匂いを好きなだけ嗅がせたあと、また長いキスをする。
キスをしながら、ちょっと難しいけどワンピースを脱がせ、下着を脱がせた。
全裸になった猫亜人の姿は美しく、明るい灰色基調の毛に黒い縞模様が入っていた。
胸も人と同じ位置にあり、形も大きさも柔らかさも人と変わらなかった。
おっかー比べだが…。
俺も体操着を脱ぎ、ふんどしを取る。
ピコリンしているため、体力・筋力・瞬発力・抵抗力・持久力が3倍となる。
でも、ピコリンの大きさは、3倍にならないぞ。
見た目もちょっとマッチョになるのだ。
「ピコリン入れても?」
「うん…初めてだから…優しく」
俺も初めてなんだけど。
二人は、果てても果てても若さ故か、飽きること無く、頑張ったとさ。
ちなみに、ニャーディは、奴隷化され、妊娠することとなる。