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ギルド長への大きな一歩

基本的に1週間一本投稿です。

俺は今洗い物をしている母に聞きたい事があり椅子から立った。

その質問内容は"何で僕には父が居ないのか"である。

母は俺が母の元に来たので洗い物の手を止めた。


「どうしたの?デスモントもしかして7歳のお誕生日のことかしら?」


首を横に振りそうでは無いことを伝えた。


「何で僕にはお父さんが居ないの?」


母は、俺と一緒の目線までしゃがみ手を触りながら答えた。

母の目には悲しさが見えた。


「お父さんはね、事故に会ってね死んじゃったの···」


普通の子供なら"じゃあもう会えないの?"とか"いつ帰ってくるの?"とか聞くのだろう、だがデスモントは其処まで馬鹿ではない。

俺は聞きたい事が聞けたのでもといた場所に戻り母も手を止めていた洗い物を始めた。

★★★

母は洗い物が終わったのか一冊の本を持って俺の前の椅子に座った。


「デスモント、貴方は将来何になりたいの?」


その本には様々な職業が書かれており、少し本が傷んでいた。

俺は一つの職業に指さした。


「ふ~んデスモントはギルド長になりたいんだ」


俺は頭で頷きそうであることを伝えた。

母は俺に見せていた本を取り泣きそうな目をして本を元合った場所に戻した。


「ギルド長に成りたいんだったら早く寝ないとね」

「う、うん」


★★★


「お待たせいたしました、デスモントさんはいらっしゃいますでしょうか?」


受付の女性に呼ばれた。

俺は受付に向かった。


「デスモントさんで間違いありませんか?」

「はい、デスモントです」


女性は机から一枚のカードを出し俺に出してきた。


「デスモントさん専用の冒険者カードでございますお確かめください」


冒険者カードを見てあっている事を伝えた。


「わかりましたでは、読み上げますね。名前デスモント年齢18歳男性登録場所はフォートレスギルドでお間違えないですね」


俺が頷いていると女性は魔法道具だろうか冒険者カードを魔法道具に通した。

魔法道具に通した冒険者カードを手渡してきた。


「これにて、デスモントさんは冒険者ですこのカードは冒険者であることを証明する物です。もしも紛失してしまった場合は作り直しが効きますのでご安心ください」


冒険者カードを見ると白い薔薇が描かれている事に気付いた。


「この白い薔薇ってなんすか?」

「はいその薔薇は冒険者内の階級を表します。詳しく聞きたいですか?」

「まあ、はい教えて欲しいですね」

「デスモントさんの白い薔薇は冒険者の中でも下級に位置します。上からレインボーローズ、ブラックローズ、ロイヤルブルーローズ、ストロベリーピンクローズそしてデスモントさんのホワイトローズです。国からの以来などはロイヤルブルーローズ以上の冒険者の方が受けることができます。以上です其では彼方の受付でクエストを貰って頑張ってください」


女性は向かい側の受付を指していた。

女性にお礼をし向かい側の受付に向かった。


★★★


「冒険者の方ですね冒険者カードの提示をお願いします」


受付の女性に冒険者カードを出した。

女性は魔法道具に通しモニターに写し出された情報と俺の顔を見て確認していた。


「デスモント様でよろしいですか?」

「はい、そうっすね」


女性はモニターを俺に向けた。


「今デスモント様が受けれるクエストはこちらになります。左から子供毒々ドラゴンの討伐、次に猛毒鉱山茸の採取、子供ドラゴン5体の討伐になります。何になさいますか?」

「これって俺一人でもできますか?」

「はい、出来ますよ」

「あ、じゃあこの猛毒鉱山茸の採取で」


女性は冒険者カードを魔法道具に通すのではなく置いてモニターを使っていた。

女性は作業が終わったのか冒険者カードを返してくれた。


「これでクエスト開始です。猛毒鉱山茸は此所からさほど遠くないフォートレス鉱山にありますので。其ではお気をつけて」


そして、ギルド長になる第1っ歩が踏み出されたのだ。




●●●


子供毒々ドラゴンについて。

大きいもので体長4mを超える。

名前の通り毒を吐き、攻撃してきてその毒は死に至るほどの毒では無いので下級冒険者のクエストに多い。子供毒々ドラゴンの血液も毒で出来ているがその血液に猛毒鉱山茸を入れることで中和し回復薬にもなり汎用性が高いため裏では子供毒々ドラゴンが高値で売られている。






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