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お嬢様の仰せのままに  作者: ワンサイドマウンテン
3/62

動き出す陰謀

前回は誤字が多かったですねすいません。

なんか謝ってばっかりですね笑

さて、展開の速さはどうでしょうか?

やっぱりまだはやいですか?

そこには十分気を付けているのですが不安です。

今後も期待してくれるとありがたいです。

石野賢治がオストロミス・ガーシスマンに弟子入りする前のことである。

モンスターの死骸が転がる森の中で一人の少女とそれに付き従う数人の姿があった。



「ここにはもう誰もいませんね、あるのは、お嬢様の下僕の死体のみ……探している人物はすでにここから去ったようです……。その人物が本当に存在すればの話ですが。」



年齢は二十歳を少しすぎているであろう青年が報告する。

どうやらそのお嬢様の指示で人を探しているようだ。



「いるのよ、あの声は絶対にあいつよ!ここにいないのなら別の場所に探しに行きなさい、目標の名は石野賢治、珍しい名前だからすぐに見つかるでしょ?これは命令よ、今すぐ探しに行きなさい!カイル!」



「はっ、このカイル・ヴァ―チスの名にかけても必ず!」



「うっさい、そういうのはいいから早く行け!あんた私の執事なんでしょ?一応。」



お嬢様と呼ばれる少女が声を荒す。



「茜ぇーダメだろーそんなに声を荒したらさぁー。茜はお嬢様なんだからさ。」



そう言って現れたのは短い赤髪の女性であった。

メイド服を着ていることからメイドなのだろうが主人であるはずのお嬢様に敬意を全くというわけでわないがはらっていない。

高身長でどこか大人びた雰囲気を放っている。



「リーネ・フランク貴様ぁぁぁ!お嬢様にタメ口とは……。」



「ホントうっさい、まだいたのかお前は、早くいけって言ったよな?あとリーネはいいんだよ私が許した。」



「そもそもあたしたち歳同じだし。」



カイルの声はそういった彼女たちの声に遮られて届かず。

命令の人探しへと向かう。



「それじゃあ、あんた達も探しに行きなさい、私はリーネと先に宿に帰ってるから目標を見つけたらすぐに報告しなさい、それじゃ解散。」



指示のあとその場に残っていた者達もそれぞれ石野賢治の捜索に向かう。

やがて茜という名のお嬢様とそのメイドのリーネもその場から去る。



彼らが石野賢治を探し始めてからおよそ1日が経っていた。

石野賢治は魔導師オストロミス・ガーシスマンに弟子入りしていた。



「おら、起きろ賢治飯だ!」



師匠の声と師匠が用意してくれた朝食のいい匂いで目覚めた。

この人とは会ってまだ1日ほどだが家の中がやたらと綺麗だったり料理が美味しかったりすることから

意外と家庭的なのだろう。

起き上がった俺は、朝食を食べる。



「美味いな、やっぱり。」


「そいつはよかった、それ食ったらちょっとくつろいどけ、こっちも準備がある。」



そういって師匠はどこかへ消えていった。

食べ終わった俺は言われた通りくつろいでいた。



「おう、準備ができたぞ、いるか?賢治。」



しばらくして師匠が帰ってきた。

その手に持っているのは……ナイフ?のような物?

一体なにをするつもりだ?



「賢治、そこ動くなよ?」



師匠が手に持っているナイフ?をかまえる。



「え?ちょっと師匠?一体何を?」


「何をって見りゃ分かんだろ?こうすんだよ。」



手に持っているナイフのような物が振り下ろされる。

ていうかヤバっ躱せない、このままだと死……。

一瞬痛みが走り血が流れるのがわかる、そしてまだ生きていることも。



「あれ……?」



次がこない?

おそろおそる目を開けてみる。

目に映ったのはナイフのような物にわずかに付着した俺の血を紙に付けている師匠の姿だった。



「なに勘違いしてんだ?賢治。」



拍子抜けたような師匠の声がする。



「あの、一体なにを?」


「ああ、すまん説明すればよかったな、お前の適正を調べるのに血が必要だったんだよ。」



結果は少し待ってくれと声が聞こえるが今はそれよりも安堵と新たな疑問がわく。



「付加魔法って確か全属性扱えるんでしたよね?なのになんでそんなことを?」


「確かに全属性扱えるとは言ったが自分の適正属性に関しては通常よりある程度の効果が期待できるだから調べてんだよ、とっほら出たぞお前の適正属性が」


「なんですか?」



ここはやっぱり王道の火?もしくは水とか風か?

もしかして何千年に1度とかいうとんでもない属性だったりして。



「おまえの適正属性は……なんだこりゃ?光?みたことねぇな。」



きたんじゃね?これ何千年に1度的なやつが。

なにが全然だめ、だ腐れ女神!ざまぁみやがれ。



「ひょっとしてすごいやつなんじゃないんですかそれ?」


「かもな、まだなんとも言えんがそこらへんはこの後しっかりみてそれで判断する、外に出ろ始めるぞ。」


「おっす!」



高名 (らしい) 師匠でも見たことのない適正、これなら付加魔法での最強ってのもうなずける。

これからその”光”属性ってのを詳しく調べてくれるらしいし、確実に強くなっていけるきがする。

異世界に来て最初は挫折しまっくた(半分自分が悪い)が順調に事が進んでいる。

そしていよいよ修業が始まる。




















今回から少し登場人物がふえましたね。

ようやく登場したお嬢様が誰なのかもうお気づきでしょう。

といってもお嬢様が本格的に登場するのはまだ少し先なんですけどね

あくまで予定ですが。

それと、最初の方ははなしが少し分かりにくいですよね?

そういった時間軸の書き方が下手ですいません。

あのシーンは、賢治を襲ったモンスターが新で賢治があの場所を去ってから少ししたあとの話です。

それに気づいてもらえるよに書いたつもりなのですが……

つもりのままでした。



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