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人形遣いとアルバイト 6

おかしいなー、オンゲー世界は異世界旅行記のついでなのに……。

「…………遅い」


 弥生がボス部屋に入ってから既に一○分が経つ。一度閉まると決着が付くまで開かない仕様らしく、扉は【鍵開け】や攻撃スキルを多様してもピクリともしない。


 ボスモンスター相手に単独で勝てる訳がない──それがマリアの頭脳が導き出した結論だ。

 同じレベル帯の魔物でもボス属性があるか否かで戦闘力に雲泥の差が出るのは戦いに身を置く者達の間では常識となっている。冒険者や騎士団に当然のように屠られる魔物と基礎能力が違うのは元より、ボスには各種常態異常を完全にレジストする能力がデフォルトで備わっている。隠蔽スキルで隠れて攻撃しようにも【サーチハイド】によって居場所を把握されるだけでなく、悪戯にヘイトを上昇させてタンクの足を引っ張るだけだ。


 それだけでも厄介極まりないが、そうした力を持った魔物というのは人間社会と同じ様に取り巻きが存在する。但し、こちらはボス自身がボス専用スキル【取り巻き召喚】で喚ぶ。これこそが単独撃破を妨げる最大の要因だ。勿論、全てのボスが【取り巻き召喚】を使える訳ではないが、それでも魔物と対立関係にある種族にとってボスモンスターというのはそれほど恐ろしい存在なのだ。


 エルフォードが強いのは認める。しかしそれでもデビルウォールを倒せるとは思えない。例外があるとすれば神託を受けた勇者やかつてこの地に訪れた災厄を振り払った四英雄だろう。


 ちらりと、二体の人形に目を向けてみる。セーラとジャネットは軽く目を瞑り、お腹の前で手を重ねたまま微動だにしない。


「心配じゃないのかい?」

「……何がですか?」


 マリアの問いに答えたのはセーラ。ほんの少し黙考してから質問の意味を尋ねるあたり、本気で理解してないように見える。


「キミ達の主人に決まってる。一人でボスに挑んだんだ。それとも自分たちは人形だから感情がないとか言うのかね?」

「流石にそういう言い方をされると私達も傷付きます」


 僅かな怒りを込めて睨み付ける。ただ人形と呼ばれるだけならまだしも、侮蔑を込めた差別発言は彼女たちの自尊心を傷付けるだけでしかない。


「確かに私達は人形です。主人の命令を至高のものとし、それに沿って行動する存在です。ですが、例え私達がそのような存在でしかなかったとしても、私達は自分の意志で物を考え、時には人間のように反対意見も口にします」


 私達を普通の人形と一緒にするな。言外にそう告げると再び沈黙を保つ。結論から言えばジャネットもリーラもデビルウォール程度なら主人が遅れを取るとは露ほど思っていない。自分たちがここに居るのはあくまでマリアを警護する為に過ぎない。


 そこから更に時間が経つ。体感時間にして一○分ぐらい経過した頃、周りの景色が劇的に変化した。


 新品同然だった床・壁は一瞬にして変化前の状態──苔や土で汚れた床、老朽化によって朽ちた壁、灯りのない通路へと戻る。それはまさにマリアが足を踏み入れた遺跡そのものだ。慌てて【ライト】で周囲を照らしたマリアの目に飛び込んだのは石畳を削るような音を立てながら開く扉。


 一度閉じたボス部屋の扉が開く理由は二つしかない。

 善戦虚しく冒険者が命を散らした場合と──


「悪い悪い。ちょっと手間取った」


 生きて帰って来たときだ。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆


「お疲れ様です、マスター」

「あぁ、ホントお疲れだよ……」


 魔剣持ちとかズルイよなー、とか言いながら肩を回し、回収した二本の魔剣をジャネットに預ける。マリアたちは知らないが、一つはデビルウォールが持っていた魔剣でもう一つは台座に刺さっていた代物。デビルウォールの後ろに隠れていたので弥生も見落としていた。


「信じられん……エルフォード君、一体どうやって勝ったと言うんだ?」

「それは……」


 言いかけて、このことを説明していいものかどうか思い悩む。

 アリッサの件もあってスキルが冒険者・知識人にとって掛け替えのない財産であることは想像が付く。ゲーム時代と違って下位のスキル秘伝書であっても高額で取引されてるかも知れない。


 ユニークスキルともなれば尚更そうだ。普通のスキルと違い、ユニークスキルは秘伝書の作成ができない。馬鹿正直に『これはユニークスキルだから教えられない』と説明したところで納得するかは微妙なところ。しかも今回はハメ技まで使ったのだ。具体的な検証をしてないが、恐らく代用品を用意すればデビルウォールは簡単に倒せるボスと認識され、レベルが高いだけの冒険者を養殖する恐れがある。


 ……と、少し頭の回る人間ならこのぐらいのことは考えるだろう。実際、弥生もそのぐらいのことは考えた。


「……ユニークスキルとハメ技のコラボです」


 教えても問題ないしいざとなれば力業でどうにかしようという、極めて短絡的な結論を下したので素直に話すことにした。


「私のユニークスキル【義手製造】で義手をつっかえ棒にして進撃を阻止。後は遠距離から集中砲火しただけです」


◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 少し話が逸れるが、状態異常の話をしよう。

 RPGにおいてプレイヤーを苦しめるのは魔物だけではない。一定量のHPを継続的に削る【毒】に行動を制限する【麻痺】や【睡眠】など、狩り場や敵によっては状態異常対策を練らなければ死に直結する。


 例にあった【毒】や【睡眠】はまだいい。中古装備でも充分対策ができるしプリ系のスキル【リカバリー】を使えば一発で解決する。


 だが中には【リカバリー】では解決しない状態異常も存在する。【毒】の進化形とも言える【猛毒】はアサシン系スキル【解毒剤作成】で作った解毒剤が必要だし、【熱病】に掛かればアルケミスト系列の職業しか作れない【特級万能薬】で治療するしかない。


 その、数ある状態異常の中に【部位切断】という極悪極まりないものが存在する。読んで字の如く、身体の部位──何処が切断されるかは当たり判定によって決まる──が切断された状態。こうなると無駄に現実を踏襲しているヴェルトオンラインでは身体のバランスが取れなくなったりと洒落にならない事態となる。一応、そこはゲームなので救済措置として三○分経てば元に戻るようになってる。


 但し、自然治癒した場合に限り完治しても戦闘力が半分にまで落ち込み、そこから完全復帰するには二日掛かる。それまでは各都市にある病院へ行き、高い金をNPCに支払うことでしか解決できなかった。


 しかしこの【義手製造】は失った部位を完全に元通りに修復するという、極めてマニアックなスキルだ。当時は『【部位切断】対策の為のスキル? 病院あるのに無駄じゃね?』と、弥生も半分呆れていたがこのスキルによって作られた義手──勿論義足も作れる──は破壊不能属性が付与されていることが後の調査で分かった。


 考えてみて欲しい。折角アバターの部位を直しても敵の攻撃を受けて壊れたらそれはただの無駄スキルでしかない。しかもユニークスキルは限界突破した者にのみ与えられるもの。そこまで到達する時間と情熱を考えればこのぐらいのサービスは許されるというのがプレイヤー側の本音。


 そしてこの破壊不能属性が付いた義手を見て、彼は閃いた。それこそまさに天啓を得たとばかりに。


「もしかしてこれ、地面にドロップすればつっかえ棒やドアストッパーにできるんじゃね?」


 結論から言えばそれは可能であった。ともすればこれは運営が見落としたバグとして修正されるかも知れないレベルだが、プレイヤーが見つけたバグ技はできる限り放置するという会社の経営方針のお陰で安定したボス狩りが実現できた。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆


「……つまり、キミにとってのデビルウォール討伐は固定砲台になるだけの簡単なお仕事という訳かい?」

「かみ砕いて言えばそうです」

「なら、私達も加勢すれば少しは時間短縮に──」

「それは難しいですね。回避力のないデビルウォールとて後衛対策ぐらい取ってますから」


 先のハメ技が発見される前までの対デビルウォールソロ攻略は魔法職による圧倒的な火力を駆使した力押しがメインだった。VR技術が導入されたRPGでも究極を言えば装備ゲームに成り下がるのはある意味お約束と言える。


 勿論、運営側もそれを想定してデビルウォールも一通りの魔法が使えるように設定しておいた。あくまでソロ攻略が難しくなるような、絶妙なさじ加減で。


 事実、三○○レベルの弥生がここまで時間が掛かったのも間隙を縫って根気強くダメージを蓄積するという手段しか取れなかったからだ。娘たちが二体以上いれば自分は固定砲台に徹することができたけれど。


「そうか……。まぁ奴と直接戦ったキミがそういうならきっとそうなのだろう。……ところで、その二振りの剣は何かな?」


 チラリと、今回の戦利品と思われる抜き身の剣に目をやる。注意深く観察しなくても刀身から如何にも危ない雰囲気の魔力が漏れているのが分かる。


 ある程度の予想は付いている。しかし確証を得る為にもやはり他人の意見も欲しいのが彼女の本音。


「あぁ、これは──」

「右手にあるのはレイヴンブランド、左手に持ってるのはストームブリンガー。どっちもヤバいレベルの魔剣よ」


 まるで登場するタイミングを計っていたかのように、彼の言葉に被せるように乱入してくる第三者。リーラの声ではないと分かった途端、マリアを庇うよう前に立つ弥生と、主の側に並ぶジャネットとセーラ。


(あ、これやばいかも……)


 魔剣のことを知っている人間の登場に内心冷や汗を掻く。

 レイヴンブランドとストームブリンガー。


 一振りだけでも強性能だがこの二振りの魔剣は兄妹剣、つまり二本揃うことで隠された力が解放される──という厨二設定を持っている。そんなのが他人の手に渡りでもすればどうなるか、考えただけでも頭が痛くなるし世界がヤバイことになる。それに関しては魔剣シリーズ全てに同じことが言えるがそこは気にしないでおく。


「ふーん……エルフォード君は年上のお姉さんにそういう態度を取っちゃうんだー……」


 かつかつと、乾いた足音を響かせながら声の主が闇の奥から姿を見せる。

 両脇を歩いているのは入り口ではぐれたフリージアとアリッサ。装備の汚れが目立つが目に見える範囲で怪我がないことに安堵する。


「で、私には何か言うことないの?」

「……………………」


 声の主は見覚えのある格好をしていた。

 日本人なら誰もが知っている伝統的な衣装──振り袖。リーラと再会したときと同じようにサァーッと血の気が引いていくのを感じる。


「ちょっとどうしたのアンタ? そんな青い顔しちゃって?」


 フリージアが何か言ってるがよく聞こえない。今、自分が掲げている目先の目標に『娘達を探す』とあるが、できることなら彼女は心の準備ができてから再会したかった。


「どぉ? 思い出してくれた?」

「キオクニゴザイマセン」

「天城紫。……で、どうしてエル君がこんなところに居るの?」


 アデルフィアシリーズ次女・天城紫。

 リーラに並ぶ歩く黒歴史の正体は初恋相手の先輩がモデルであることを追記しておく。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 フリージア達には重要な部分だけを伏せて紫が人形であることを説明して説得した。護衛対象を探していたリーラとも無事合流してそのまま家路に就こうと提案しても簡単に折れないのがフリージア。


 弥生が財宝を独り占めしたのではないかと疑惑の眼差しを向けていたのでアイテムストレージからこの世界に見合う適当なレア武器を出して『これが財宝だ』と、口先三寸で納得させた。いくらお気楽な彼とて流石に魔剣のことを話すのは躊躇われた。


 余談だがフリージアにあげたのは片手剣のゼフィロス。風属性の武器で道具として使うと【ウィンドカッター】が発動する。特別強い剣でもないしドロップする魔物も結構居たのでゲーム時代の相場は一○○K程度だがこの世界では属性武器そのものが希少価値が高く、持っているのは伯爵家以上の貴族や騎士団長に一流冒険者と限られている。そんな武器が彼のアイテムストレージにはあと一○本眠っている。レベル上げの副産物もまた、MMORPGの名物だ。


(属性のない武器なんて持ってないぞ……)


 この仕事が終わったら適当なアイテムを売って当面の資金を確保しようと思ったが、それも難しいかも知れない。ローウェンに話を付ければゲーム時代に処分できなかった中古装備を売り払うことができるかも知れないのでそっちの線で考えた方がいいだろう。


 ……と、ここまで現実逃避をしていたがいい加減目の前の人形と向き合うべきかも知れない。


「なぁ、紫」

「つーん……」

「天城先輩?」

「あーあー聞こえないー」

「紫、御主人様がお呼びになっているのにその態度は何ですか?」


 リーラと違ってアッチ系に走らないだけマシかと思いきや、こっちはこっちで拗ねてまともに口をきいてくれない。


 シューレを出てから二度目の野営。アリッサの作ってくれたホワイトシチューを食べながら根気強く紫に声を掛ける。


「どうせ私はエル君に嫌われた不良品ですよーだ」

「そんなことないですよ先輩。だって先輩は最高のアタッカーじゃないですか。ほら、先輩は最強で俺は雑魚」

「むぅ……褒めてくれるのは嬉しいけどエル君、なんか昔と比べて卑屈になってない?」

「気のせいですよ、先輩」


 そっくりさんとは言え、見た目が初恋の相手と瓜二つなのでつい昔の感じで先輩と呼ぶ。人形相手に敬語で話す彼の姿にフリージアとアリッサは仲良く首を傾げてるが気にしないでおく。


「まぁ、エル君がそういうならいいけど……。で、若くて聡明で美しいお姉さんにエル君は何を訊きたいのかな?」


 誰もそこまで褒めてません──と、言いかけてグッと堪える。


「先輩は今まで何してたんですか?」

「ん? 私はずっと寝てたよ。でも何かの弾みで封印が解けちゃって、そのときに魔剣も一緒に落としちゃったの。だからどうしてあそこに居るのかって訊かれても答えようがないかな」


 何ともタイミングが悪いと、胸中で盛大に溜め息を吐く。しかも棺桶の蓋をあけた弾みで魔剣を落としたときた。結果的に最悪の事態にはならなかったものの、思わず頭を抱えたくなる。


「エル君とリーラは今までどうしてたの?」

「私は放浪の旅をしてました。御主人様とはつい先日、再会したばかりです」


 含みのある言い方をして少し離れた場所で食事をしているフリージア達を一瞥する。リーラを含む娘たちは弥生が俗に言うリアルという世界から来た人間であることを知っている。そしてそれは公にしていいものではないということも察している。


「そっか。じゃあエル君はこれから私たちと三人で仲良く暮らすんだよね?」

「リーラみたいなこと言うなッ。一応他の娘たちも探すつもりだ」

「えー。それってセリアとかも探すの? 紫苑ちゃん辺りならいいけど……」

「いや、あんな面倒臭い性格してても一応苦労して作った作品だし、マスター設定変更される心配はないけど自我と少量の魔力持ってるから何処かの組織に身を置いて破壊活動とかされたら堪ったものじゃないし」

「……そう言えばセリアの得意魔法は【プラネットストーム】でしたね」


 リーラの言う【プラネットストーム】とはスキル秘伝書で覚えられる魔法の中で最も威力のある魔法だ。無属性に広範囲殲滅のわりに燃費がいいので『ウィズはとりあえずPS撃っとけ』という言葉が生まれるくらい優秀な魔法だった。


 ……当然、【リフレクション】されたらこっちが悲惨な目に遭うけど。


「じゃあさエル君、当面は冒険者やって資金調達でもするの?」

「いや、冒険者にはならない」

『…………えっ?』


 よほど意外な言葉だったのか、姉妹揃って素っ頓狂な声を出す。

 二人の感覚からすれば彼ほどの人間なら冒険者で一山当てるぐらいのことは造作もないというのが共通認識。それは間違いではないが現代人たる弥生からすれば冒険者は確実とは言い難い職業だ。


 普通に生活するだけなら問題ない。何も危険な仕事を選ばずとも常時張り出されているゴブリン討伐を中心に受け続けるだけで食っていける。だが冒険者は自分の命を掛け金にして大金を得る仕事だ。たった一度、仕事に失敗しただけでそれが死に繋がることなんて日常茶飯事。最近は冒険者と言っても魔物を狩るだけでなく【錬金術師】みたいな生産職が作ったアイテムの納品や配達も充実している。危険度が少ない分、冒険者免許がなくても仕事が受けられるということで頭脳労働が得意な人間には大変受けが良い。


 時折、平和ボケした人間しかいないと揶揄される治安大国で生まれ育った彼からすれば冒険者として生活するなど狂気の沙汰も同然。幸い、手段を選ばなければ金はいくらでも手に入る。最悪の場合は店でも構えようかと考えている。


「あの、エル君? その気になれば金貨が山ほど手に入るけど?」

「俺、安全に生活したい」

「リアルに帰るつもりはないのですか?」

「あー、うん。冷静に考えてみたらそこまで必死になって帰る理由がないんだよね。かといってこっちの世界に未練がある訳でもないし……」


 腕組みしながらうんうんと唸る弥生を見て、リーラはチャンスだと思った。

 彼は今、帰りたい気持ちとここで生活する気持ちの狭間で揺れ動いている。もしも……そう、万に一つでもリアルなる世界に帰りたいなどと言い出したら自分はまたあの永遠とも呼べる苦痛の中を生きていかなければならない。


 愛する御主人様と再会できたときは本当に嬉しかった。五○○年間の放浪生活が一瞬にして吹き飛ぶほどの歓喜に身も心も包まれたのを、今でも覚えてる。


 だからこそ、弥生がもう一度自分たちの前から姿を消すなんてことに耐えきれる自信がない。出来ることなら独り占めしてかつての主人に戻って欲しいがそこはゆっくり時間を掛けて矯正しよう。


「うーん、そっか。エル君は迷ってるって訳か。ならこの話はひとまず置いといて、当面はのんびりだらだら過ごしましょ」

「先輩は本当ブレませんね……。まぁそういう風に作ったのは俺ですけど」

「トーゼン! で、当面の目標はあのセリアのそっくりさんを謀殺しようと思うんだけど、ダメ?」

「ダメに決まってます」


 人形達との生活は、前途多難が続きそうである。

アルバイト編はこれにて終了。

次回から新章突入ということで。

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