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片平結子を巡る責任の所在について  作者: 結城 からく


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破損した音声ファイルの文字起こし

 畜生、ふざけるな!

 どうなっている……なぜあれほどの██を蓄えているんだ。

 ありえないぞ、誰かが細工したに違いない。


 思い出せ。

 ███は予め切除し、入念に腐敗させてから処分している。

 そこは……ああ、間違いなかった。

 しくじるはずがないんだ。

 きっと████を事前に██していたのだと思う。


 片平█子……あの悪魔め。

 今になって呪ってくるとはいい度胸だ。

 俺の力を忘れたらしい。

 技量の差を軽んじて挑むなんて馬鹿げている。

 いや、今のあいつにそこまで思考できるだけの機能はないな。

 ████を勘定に入れなかった俺の失策だろう。




 ああ、だめだ████████████████████









 いや待て冷静になれ。

 まだ手遅れと断じるには早いだろう。

 対策は有効なはずだ。

 手順さえ……手順さえ間違えなければ解決できる。

 だから落ち着くんだ。


 █腕は既に蝕まれて動かない。

 膿だらけで異臭を放って融解しつつある。

 実質的に使えないものと見なすべきだろう。

 右脚の膝から下、いくつかの内臓と██もやられている。

 思ったよりも進行が早い。

 このままだと██日程度で死んでしまう。


 とにかく呪いの遅延だ。

 停滞させればそれだけ使える策も増えてくる。

 全身の穴から腐った血を垂れ流すのは懲り懲りだ。

 くそが、怒りで血管が切れそうになる。


 元を辿れば██████のせいじゃないか。

 なぜこんな目に遭わなければならないんだ。

 自業自得だろう、八つ当たりするな。






 ████、████████   ██  ████████████████████



 ████████? 干渉されているようだ。

 片平結子め。厄介な女だ。

 執拗に呪いを重ねてきやがる。

 少しくらい放っておいてくれ。

 何がそんなにお前を衝き動かすんだ。


 ちょっと██を殺しただけだろ。

 この狂った業界じゃありふれた出来事じゃないか。

 いくらなんでも怒りすぎだろうが。



 こっちだって割り切って仕事を


























 いつの間にか眠っていたらしい


 頭が回らないし吐き気もする……最悪の気分だ。


 片平結子片平結子片平結子片平結子片平結子片平結子片平結子片平結子片平結子片平結子片平結子片平結子片平結子片平結子片平結子片平結子片平結子片平結子片平結子片平結子片平結子片平結子



 そんなに俺が憎いか。

 クソ女。蛆虫女。陰湿女。バカ女。

 悔しかったら正面切ってかかってこい。

 お前の███を██して██████してやる。


 よしよし、思考が冴えてきたぞ。

 怒りで苦痛がマシになった。

 今のうちに対策しよう。


 片平結子の呪いは継続中だ。

 効力は尋常でないほどに強く、俺の力で解くのは不可能に近い。

 だが何も太刀打ちできないわけではない。

 完全無欠の呪いなど存在しないのだ。

 必ず弱点や隙、抜け道はある。

 俺は、それを効果的に突くだけでいい。

 死ななければどうとでもなる。


 呪いを解くという点にこだわらなければいいのだ。

 たとえば、そう、致命傷さえ避けたら大丈夫……そういう考えに持っていく。

 どうにかして呪いの効力を落とす。

 その一点に絞って術を選ぶのだ。


 ああ、そうだ。

 ちょうどいい術がある。

 アレなら手軽に死を遠ざけられるだろう。

 インターネットの浸透した現代では特に効果も高い。




 墨汁一滴を、大量に水で薄める。

 ははは、最適な例えだな。


 俺は、阻觀獵留土を実行する。

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