寂しさの向こう側
わたしには 一人でも大丈夫な時と
そうでない時が ある
独りぼっちではいられない 大丈夫ではない時に
わたしは どうすればいいのか 解らない
だから
わたしは そんな時に 誰かにそばに居て欲しい
と思う…
だけど
わたしには そんな時に そばに居てくれる誰か
が いない
だから
わたしは 猫が欲しい…
大丈夫じゃないわたし
のそばに ただ居てくれるもの
見つめることを 許してくれるもの
体を 撫でまわすことを 拒絶しないもの
わたしの中の コトバが滞る時
わたしはそんなことを考えてしまう
※吉澤佳代子「氷菓子」を聞いて