wadakamari
ぼくはなぜ燻っている
ぼくはなぜ歌っている
ぼくはなぜからかっている
ぼくはいまいきている?
大事なものが消え去っていく感覚はいつもなれない
大きな何かが失われていく感覚はいつも冴えない
小さなころからしずかでしずかで興味なんてわかなかった
幼いころから苦笑いばかりで笑顔なんて知らなかった
どうしてぼくはここにいるのかな
ほんとにぼくは生きていたいのかな
ほんとはぼくは死にたいんじゃないかな
ほんとはぼくも幸せになれるんじゃないかな
辛い辛いと口にしてみても
気にするなとあえなく振られるだけ
寂しい寂しいとわめいてみても
誰かの耳に入るだけ
その内苦しいかどうかもわかんなくなって
その内ひとりで死んじゃうんじゃないかって
壊されるのはじぶんだけ
それならまあいいか