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4話 絶望。そして恐怖へと。
帰ろう。
ただそれだけだった。
柊「ここにもいないのか…」
俺は友人たちがいなくなって
しまったことに、ショックを受けた。
光「なんで…何があったんだよ!」
光と綾乃さんが泣いている。
両親が行方不明だからだ。
柊(俺だって両親を亡くしたから…)
俺はそう思い。つい涙がでてしまった。
もしかすると、
どこかに集まっているのかもしれない。
だが時間は進む。もう夜になる。
俺たちは知らなかったんだ。
これから起こる恐怖の出来事を。