勤勉で素晴らしく優秀で有能な皆様方へ
済まない。今まで君には随分と酷なことを言ってしまった。
君は以前に、私の指摘を攻撃のように感じると言っていたね。
事実、その通りだったんだ。
君は私達とはそもそも身体の作りが、脳の形が違っていたんだ。
私が君に言ってきたことは、翼のない者に飛べと言うようなものだったんだ。
申し訳ない。
病なら治るかもしれない。疾患なら一過性のものかもしれない。
だが、そもそもの性質が異なっているのなら、それに見合った対応を考えるべきだったんだ。
君に対して、期待を持って接してきた私が間違っていた。
君は私から、ずっと実現不可能な、夢物語のような指摘を受け続けていたんだ。
それがずっと君を苦しめていたんだね。
本当に悪かった。
君とはもう関わらないことにするよ。
私は実のところ、ずっと君に我慢がならなかった。
だから、ずっと君に対してあれがよくない、ここをこうしろと言い続けていた。
しかし、君は変わらない。それは変えようがない君の特性だった。
私が愚かだったのだ。
それならば、身を引いたほうがお互いのためだろう。
君にとやかく言ってくる人間はもういない。
君は自由になった。
これまでの君への対応については、いくら詫びても足らないくらいだろう。
君に対して、誤った言葉しかかけることができなかった私だ。
だが最後に、そういった人間に対して言うべき、正しい言葉を伝えさせてくれないか。
「大丈夫、きっと君にでもできることはあるよ」




