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愛があれば大丈夫  作者: Miho
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 アンソニーが

『何が書いてある?』と問うと

『石本聡子は東野忠の女だ。東野社長に近付いたのも、万理に接触したのも東野忠の差し金かもしれない』

 アーロンが答えるとアンソニーはそれを聞いて何故か胸騒ぎがして、万理の携帯に電話をするが留守電になる。

 仕方なく母であるナンシーの携帯に電話すると

『アンソニー!ちょうど良かった!万理とはぐれてしまったの。私がほんのちょっとよそ見をしている間に前を歩いていた万理がいなくなったの!』

『母さん、今どこにいる?』

『浅草の雷門のすぐ傍よ。どうしよう。電話も繋がらないし』

『母さんそこにいて。誰か迎えにやる。心配しないで』


 心配してアンソニーとナンシーの会話に聞き入る2人に青ざめた顔でアンソニーが告げる。

『万理が忽然といなくなった。誘拐かもしれない』


 その場の空気が凍り付いた。

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