ep.76 本来あるべき人間の姿
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デパルタメント飛行船団1000機は人間牧場(通貨発行元)の要塞空挺部隊を迎撃する為、ベルージ地区へ高速移動中。
ヌール「中上さん、何やら人間牧場たちは核ミサイルをベルージ地区に向けて発射準備をしている。」
天蓋偵察機からの人間牧場要塞空挺部隊の映像を家畜団に見せた。
中上「なんだ巨大要塞!でかすぎ。10機もいる。」
ヌール「ベルージ地区には自動防御体制が発動しているから核ミサイルは撃ち落とせるが地上に乗り込まれたらやっかいだ。空中で撃ち落とすしかない。」
中上「家畜団はホバーボードで人間牧場要塞空挺部隊殲滅に向かいます。」
ヌール「思念伝達機は必ず装備しておいてほしい。誤射しないようこちらも注意を払いたい。」
中上「ありがとうございます。」
ヌール「これも装備しておいてほしい。」
ヌールは腕に付けるフォログラム装置を家畜団全員に渡した。
ヌール「これがあれば周囲の敵などを離れたとこからでもフォログラムが形としてだが映し出してくれる。もちろん今から向かう人間牧場要塞空挺部隊も飛びながら距離が測れる。」
浮狩「これは凄い。」
家畜団はホバーボードを装着し人間牧場要塞空挺部隊の方角へ飛びたっていった。
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デパルタメン司令参謀本部 本部長ジョモーンとヌールが図面を見ながら会話をしている。
ジョモーン「人間牧場要塞空挺部隊の要塞をスキャンしたが動力が我々デパルタメントとよく似ている。なぜだと思う。」
ヌール「厄介ですね。」
ジョモーン「かなり桁外れな大きさの要塞で空を飛んでいることすら我々デパルタメントにはできないことだからな。」
ヌール「人間牧場の者たちは古代文書を元に設計した可能性がありますね。」
ジョモーン「古代文書か。古代の技術を記した書。遺伝子操作でうまれた"新人類"の暴走により古代文書の殆どが"新人類"の手に渡ったという言い伝えは本当だったのかもしれない。」
ヌール「我々も古代からの技術ですが、古代文書にはデパルタメントで禁しされいる技術も記載されているでしょうから。かなり厄介ですね。」
ジョモーンは腕組みをしながらため息を吐く。
ジョモーン「我々はできる限りの力で人間牧場を倒すしかない。しかし救いはある。」
ヌール「救いとは?」
ジョモーン「彼らだよ。家畜団が此方側にいるということ。」
ヌール「ジョモーン本部長もそう感じますか?私も彼らがデパルタメントの民以上に本来の人間のあるべき姿に感じていたんです。」
ジョモーン「そうか、どんなところがそう感じるのだ?」
ヌール「彼ら家畜団の共通点は媚び諂わないところ。それと不条理にはかなり敏感ですし、我々デパルタメント人よりも優れているように感じたからです。」
ジョモーン「やはりヌールもそう思うか。我々が失いかけているもの。勇気も含めてな。喜怒哀楽という人間味。個性を尊重する仲間意識。我々は彼らのようにならなければいけないのかも知れん。」
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